今回は東京ベイ舞浜ホテル についてです。東京ディズニーリゾート内にある2007年に開業した比較的新しいホテルです。東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルのひとつです。
東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルの特典としては、パークのチケットをホテルで購入できること、混雑で東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに入園制限がかかったとしても宿泊者は入園が保証されること、荷物のデリバリーサービス(舞浜駅南口のディズニーリゾートウェルカムセンターに荷物を預け、ホテルで受け取れるサービス)などがあります。
東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルは「東京ベイ舞浜ホテル」以外に次のホテルもあります。
ヒルトン東京ベイ – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
ホテルオークラ東京ベイ – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
シェラトン グランデ トーキョーベイ ホテル1 – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
東京ベイ舞浜ホテルの概要
東京ベイ舞浜ホテルは 2007年(平成19年)3月3日にオープンした、ディズニー関連ホテルでは比較的新しいホテルです。客室数は428室でホテルは11階建てです。客室は30平米以上〜と比較的ゆったりしていてバスルームが広めで快適なことで定評があります。
特別フロアのハースフロアはタイのスパブランドのバスアメニティやバスソルトなどを用意しており快適な滞在ができる工夫がされています。
ホテルに入ると吹き抜けの明るいアトリウムロビーが現れます。
夜のアトリウムロビーはシックな雰囲気になります。東京ベイ舞浜ホテルはバーがありません。カクテル、ビールなどのアルコールは主にこのロビーラウンジで楽しむことになります。
東京ベイ舞浜ホテルの料金
東京ベイ舞浜ホテルの料金ですが、格安プランだと一泊2名12,000円程度から宿泊可能です。朝食付きで20,000円程度がスタンダードです。
特別フロアのハースフロアは25,000円くらいが目安です。
東京ベイ舞浜ホテルへのアクセス
電車の場合
東京ベイ舞浜ホテルの最寄駅はディズニーリゾートラインの「ベイサイドステーション」です。
ディズニーリゾートラインへはJR舞浜駅にて乗り換えます。
ディズニーリゾートライン「リゾートゲートウェイステーション」(舞浜駅隣接)〜「ベイサイドステーション」まで約5分です。
ベイサイドステーションからホテルまでは無料のシャトルバスで4分(徒歩だと6分程度)ほどです。
なお舞浜駅からホテルへの無料シャトルバスも運行しています。
舞浜駅からタクシーでホテルまでは約9分(2.7km)です。
www.maihamahotel.jp/
空港から
成田空港からホテルまではリムジンバスで60〜85分
羽田空港からホテルまではリムジンバスで約50分です。
車の場合
首都高速湾岸「浦安ランプ」「葛西ランプ」が最寄です。
東京ベイ舞浜ホテルの駐車場
東京ベイ舞浜ホテルの駐車場は、256台の自走式立体駐車場です。(立体駐車場の高さ制限は2.1m、車幅は2.5m)駐車場料金は、宿泊者1泊あたり 3,100円、2泊以上 4,500円です。駐車時間は到着日0:00 ~ 出発日の13:00までです。レストランのみ利用の場合、3時間まで無料です。
東京ベイ舞浜ホテルの駐車場は良心的で、レイトパーキングサービスがあり、チェックアウト日もパークで遊びたい場合は便利です。
平日のチェックアウト後に駐車時間を延長する場合、13:00~23:00は追加1,500円で利用できます。利用はフロントへ。
参考までにパーク駐車場料金(平日)は2,500円です。
また、チェックアウト日の23:00以降は600円/1時間です。なおゴールデンウィーク、お盆、年末年始等は対象外なのでご注意ください。
チェックアウト日にパークで遊ぶ場合の荷物について
チェックアウト日にパークで遊ぶ場合、荷物を宅急便で送ってしまう人も多いですが、ホテルのクロークに預けておくことも可能です。取りに来る手間はありますが、料金はかからず、バソコンなどがある場合は特に安心です。パソコン機器を預ける場合、安全に保管してもらうため、ベルデルクにパソコンである旨必ず伝えてから荷物を預けましょう。
東京ベイ舞浜ホテルからパークまで
東京ベイ舞浜ホテルから東京ディズニーランドまで車では約4分(1.6キロ)です。
東京ベイ舞浜ホテルから東京ディズニーシーまで車では約7分(3.1キロ)です。
オフィシャルホテル特典の無料シャトルバス「ディズニーリゾートクルーザー」はホテルから最寄駅のベイサイドステーションまで送迎してくれます。(ベイサイドステーション駅までは5分程度)パークに直行するわけではないのでご注意ください。
東京ベイ舞浜ホテルの客室
東京ベイ舞浜ホテルは全428室です。オフィシャルホテルの中では客室数は少なめです。お部屋は30平米以上と、他のホテルよりも比較的ゆったりしています。さらにこのホテルはバスルームが広めにとってあり、使いやすいのも特徴です。
東京ベイ舞浜ホテルのバスルームの特徴
全室洗い場付きでトイレ・パウダールームが独立していて使いやすいです。バスルームは貝殻をモチーフにした優雅な曲線のデザイン。バスタブ内にはステップがあり、子供と一緒でも、また、半身浴などにも便利です。
洗い場にはバスタブ用水栓とは別にシャワーがあり、家で入浴するように利用できるのが特にお子さんがいる場合は、便利で楽だと思います。
パウダールームは大人数が使いやすい全面ミラーになっており、メイクアップにも最適な両サイドブラケットになっています。ゆったりした洗面ボウル、飲用可能な2つの水栓があるのも嬉しいです。
ディズニーオフィシャルホテルのスタンダードフロアのバスルームではここは最も快適です。
子供用サービス、アメニティについて
ホテルでは、各客室に子供用歯ブラシは用意してありますが、以下のものはリクエストして用意してもらう必要があります。
子供用ナイトウエア(身長115~135cm用)、ベッドガード、ベビーブランケット、おねしょパッド、子供用便座、調乳ポット、加湿器、空気清浄機をレンタルしています。チェックイン時にリクエストすることも可能ですが、数に限りがあるため予約後にあらかじめ頼んでおくことをおすすめします。
また、電子レンジでの温め、哺乳瓶の煮沸もお願いできます。ベビーカーの有料貸し出しもあるので、いざという時に便利です。
7ヶ月~36ヶ月頃まで、15kg以下の子供用 1日800円(保証金:1日1,000円)
客室タイプ
客室フロアは次の3つに分かれます。
スタンダードフロア(3〜9階)
ハースフロア(10〜11階)
スイート(11階)
ハースフロアとスイートが特別階で、アメニティなどが若干上質なものが用意されています。もちろん高層階のため、眺望もスタンダードフロアに比べて良いです。インターネットは全室無料です。
スタダンダードフロア
スタンダードフロアには「シンフォニールーム」「ハーモニールーム」大人数の宿泊にふさわしい「コネクティングハーモニールーム」があります。
シンフォニールームは32平米。定員は2〜3名です。このホテルのベッドはすべてハリウッドスタイルでベッドが2台並んでいます。希望すればツインのようにベッドを離すことができます。
お子さんがいる場合、リクエストするとベッドガードを用意してくれます。
ハーモニールームは35平米でシンフォニールームより若干広いです。定員は2〜4名です。
東京ベイ舞浜ホテルの客室は「シンフォニールーム」「ハーモニールーム」の2タイプのみといっても過言ではないです。スイートも2タイプだけです。
コネクティングハーモニールーム (定員:4~6名 64平米)
「ハーモニールーム」を2部屋つなげたコネクティングルーム。外に出ることなく内扉で自由に行き来が出来るので、ご家族やグループでの滞在におすすめです。
コネクティングハーモニールームは基本は海側の眺望です。(一部のお部屋からは海は見えません)
ハースフロア(特別フロア)
ハースフロアは10〜11階の高層階に位置します。ハースフロアには通常フロアと同じ「ハーモニールーム」「シンフォニールーム」があります。さらにスイートルームとして「ベイビュースイート」とホテルに一室しかない「和室」があります。
ハースフロアは特別フロアで、通常ホテルのクラブフロアに該当します。しかし、東京ベイ舞浜ホテルには専用のクラブラウンジといったものはありません。
ハースフロアの主な特典です。
・専用カウンターでのチェックイン
ハースフロア宿泊者は優先的にチェックインできるのでストレスフリーです。
・ホテルのスパ施設「スパローズ」を滞在中無料で何度でも利用可能
特にパークから戻ってきたあとの大浴場は気持ちが良いです。なお、エステでのフットトリートメントやボディケアを特別料金で受けることもできます。
・ラウンジでのドリンクサービス
一人一回という制限付きですが、ラウンジでドリンクを楽しめます。
・特別会場での朝食
ハースフロア宿泊者には特別メニューの朝食が提供されます。予約制のため、列に並んだり待つことなく朝食を頂くことができるので、パークに遊びに行く際に予定は立てやすいです。
専用ラウンジはないものの、ラウンジで普通のドリンクを頂くことができたり、スパ施設も利用できますし、朝食もスムーズに頂くことができるので、特典の価値はあるかと思います。
ハースフロアの客室はすべて高層階です。客室の広さは通常フロアと変わりませんが、ぐっと落ち着いたカラーリングで夜景が映えます。VOD(ビデオオンデマンド)を無料で視聴できます。
客室のバスアメニティも充実しています。タイのボディ&ヘアケアブランド、ネイチャータッチの「ボタニカエッセンス」、天然ハーブと天然海塩をブレンドしたバスソルトが用意されているのも嬉しいです。
バスアメニティの「ボタニカエッセンス」は100%エッセンシャルオイルと植物を原料とした高品質な製品で、肌本来の強さやしなやかさを引き出します。
シャンプー、コンディショナー、バス&シャワージェルとボディローションが用意されています。
また、ハースフロアではこだわりのドリップコーヒーを楽しめます。
有機JAS認証を取得した「東ティモール・レテフォホ」をベースとしたドリップコーヒーで東京ベイ舞浜ホテルのオリジナルブレンドです。
ミネラルウォーター(佐渡の海洋深層水「ディープシー・ピュアウォーター」)も2本無料です。
高層階で数々の特典があるので、ハースフロアを利用するのはコストパフォーマンス的に見ても悪くありません。
スイート
東京ベイ舞浜ホテルのスイートはオーシャンビューの「ベイビュースイート」と「和室」の2タイプ。どちらも高層階11階に位置します。
「ベイビュースイート」は64平米で定員は2名です。リビングとベッドルームが分かれており、ゆったりと寛げます。シックで落ち着いたスイートルームです。
特別会場での朝食がつき、70,000円〜程度です。このあたりのホテルのスイートより割高ですが、お部屋そのものは気持ち良く過ごせるスイートです。
ただ、このホテルにはルームサービスがないため、お部屋で食事をしたりスイートを満喫できないのは少し残念です。
「和室」は2〜6名で宿泊できる70平米のゆったりとした和室です。
和室は通常の高級ホテルのジャパニーズスイートにあたります。このホテルには一室しかありません。パーク側に位置するお部屋です。
ホテルの和室の醍醐味というとお風呂ですが、ここのスイートのお風呂も贅沢です。お檜の内風呂は広々としています。
このお部屋は正規料金で大人二人で一泊15万円ほどです。4人滞在で18万円くらいです。(消費税別途)
特別なお部屋のため予約サイトのプランにはなかなか登場しませんが、プランで出てくるとこの半額程度で出ます。
東京ベイ舞浜ホテルの客室の選び方
眺望確約プランでない場合は「眺望のなるべくいいお部屋を」とリクエストを必ず入れることをおすすめします。このあたりはホテルが並んでおり、低層階などの場合、別のホテルの裏側など業務エリアが見えたりすることもあります。
お部屋お任せプランなどの格安プランなどはこういった眺望のお部屋を割り当てられる可能性も多いのでご注意ください。
高層階のハースフロアが安心でき、個人的にはおすすめです。通常フロアとの差額も5,000円程度です。
東京ベイ舞浜ホテルの朝食
ファインテラスでの朝食ブッフェ
東京ベイ舞浜ホテルはレストラン「ファインテラス」での和洋食ビュッフェがスタンダードです。
通常プランだと、朝食時間が7時からと遅めです。他ホテルでは6:30からのところもあります。(ハースフロアの特別会場での朝食は6:30スタートもできます。)
朝食は洋食中心です。お味は普通のホテルブッフェです。このホテルはルームサービスがないので基本ここで頂くことになりますが、ホテルのパン屋さんがとても美味しいので、パンを買って朝食にしてもいいですね。
レストラン「ファインテラス」
朝食 7:00〜10:00(変更となる場合があります。)
料金 大人(13才以上) 2,800円 7才~12才 2,000円 4才~6才 1,050円
3才以下 無料
ハースフロアの朝食
ハースフロアの朝食は予約制です。
朝食会場は邸宅のテラスをイメージした「コンフォートテラス」、もしくはアトリウムラウンジ「ブルック」で頂きます。
プレートサービスメニューとして、エッグベネディクトか、ふわふわパンケーキのどちらかを選びます。アラカルトメニューとして「ローストビーフ」をオーダーできます。
ブッフェメニューは6種のサラダに、スモークサーモンやトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼなどの冷製料理、厚切りのベーコンや粗挽きソーセージ、旬の野菜を使った温野菜などの温かいお料理が並びます。もちろん卵料理もあります。
和食メニューはご飯にお味噌汁、千葉県産の納豆や焼き海苔などオーソドックスなメニューが並ぶので朝は和食派の人でも美味しく頂くことができます。
美味しいと人気のパンも種類は豊富です。クロワッサン、デニッシュ、バケットにカンパーニュなどが用意されています。
フレッシュフルーツはもちろん、シリアル、ヨーグルトなどヘルシーなメニューもあります。ホテルのパティシエ特製のスイーツなどもあり、自由にメニューを組み立てられます。
予約は2週間前から可能です。混雑するとその時間で予約ができなくなってしまうので、パークに遊びに行く場合は早めの予約が望ましいです。
東京ベイ舞浜ホテルのレストラン
レストラン ファインテラス
西洋料理
営業時間 朝食 7:00~10:00 ランチ 11:30~14:30 ディナー 17:00~21:30
夜食 21:30~23:00
ランチブッフェ 2,800円
ディナーブッフェ 4,500円
ディナー(コース)5,000円〜
夜食(セットメニュー)1,800円
11層吹き抜けのアトリウムに位置する西洋料理レストラン。光が差し込み明るく、開放的な雰囲気です。自然の素材を生かしたブッフェメニューから、コースまで西洋料理の料理法をベースに流行を取り入れたオリジナル料理が並びます。千葉県の地元の食材を使ったメニューも多いです。お味はホテルの普通の西洋料理レストランレベルで可もなく不可もなく。あまり期待をせずにとりあえずお腹を満たすのには十分です。
アトリウムラウンジ ブルック
ホテルのラウンジです。緑と水のせせらぎが清々しい落ち着くエリアです。コーヒー、紅茶からサンドイッチなどの軽食、パティシエ特製のスイーツなど、思い思いに楽しめます。席もゆったりしているのでリフレッシュ、打ち合わせなどにも最適です。ホテルにはバーがないので、夜はここでカクテルなどを頂きバー代わりに利用できます。
営業時間 10:00~21:00
ホテルベーカリー ハニービー
アトリウムのプロムナードに位置するホテルメイドベーカリー。ここのパンはとても美味しくおすすめです。
営業時間 10:00~22:00(土日祝日 8:00~22:00)
東京ベイ舞浜ホテルのその他の施設
スパローズ
東京ベイ舞浜ホテルはリフレッシュできる宿泊者専用のスパがあります。ハースフロア宿泊者は無料、通常フロア宿泊者は2,000円で利用可能です。
大浴場はゆったりできます。男性エリアには浴場とドライサウナと水風呂があります。女性エリアは浴場とミストサウナ、ジャグジーがあり、さらにラウンジが用意されています。
大きなお風呂は特にパークで遊んできた後の疲れを癒し、リフレッシュして気持ちよく眠るには最適です。
スパローズはエステがあり、トリートメントを受けることができます。利用すればより深いリラクゼーションや癒しを得ることができます。
スパローズ営業時間 17:00~25:00
通常フロア宿泊者料金 中学生以上 2,000円 4才~小学生 1,000円
スパローズの利用は4歳以上
ディズニーショップ「ディズニーファンタジー」
他のディズニーオフィシャルホテル同様、ホテルにはパーク内のキャラクターグッズを購入できる「ディズニーファンタジー」があります。
営業時間 8:00〜21:00
ホテルショップ「ファーストセレクト」
飲食品や雑誌、新聞、化粧品などを扱うショップです。食べ物などはかなり割高です。
営業時間 8:00〜23:00
東京ベイ舞浜ホテルの最寄のコンビニ
東京ベイ舞浜ホテルの最寄のコンビニは2軒となりのヒルトン東京ベイ1階の「生活彩家」です。24時間営業です。ホテルからは徒歩5分くらいです。
最寄駅のベイサイドステーション駅前にも「ニューデイズ」がありますが、ここは24時間営業ではなく朝6時〜23時ごろまでの営業です。こちらへは徒歩6,7分です。
東京ベイ舞浜ホテルのまとめ
東京ベイ舞浜ホテルは新しくきれいな客室と使いやすいバスルームが特徴です。サービス面は周辺のオフィシャルホテルに比べると物足りないと感じる部分があるかもしれません。ベーカリーのパンが美味しいのもこのホテルのメリットです。
予約・空室確認
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