今回は東京ディズニーセレブレーションホテルについてです。このホテルは東京ディズニーランド直営のディズニーホテルのひとつです。開業は2016年6月ですが、もともとあったディズニーホテル(パーム&ファウンテンテラスホテル)をリニューアルオープンし東京ディズニーセレブレーションホテルとなりました。

東京ディズニーセレブレーションホテルの概要

ディズニーホテルには、東京ディズニーランド正面にある「東京ディズニーランドホテル」、世界でも珍しいインパークホテル「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」「シェフ・ミッキー」で人気の「アンバサダーホテル」そしてこの「東京ディズニーセレブレーションホテル」があります。

これらのホテルは東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランド直営のホテルとして、ディズニー関連ホテルでは最上級グレードに位置し、ディズニーランド同様、高いサービスレベルのホテルと言われています。

また、ディズニーホテル宿泊者だけの魅力的な数々の特典があり大変人気のあるホテルです。

「東京ディズニーランドホテル」「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」「アンバサダーホテル」は「デラックスタイプ」に分類され、一泊3万円以上する高級ホテルです。

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「東京ディズニーセレブレーションホテル」は「バリュータイプ」のホテルに分類されます。

東京ディズニーセレブレーションホテルの特徴

ホテルから各パークまで出ている無料送迎バス

東京ディズニーセレブレーションホテルは、ディズニーの世界観はそのままに気軽に宿泊できるのが特徴です。

部屋までの荷物は自分で運び、ルームサービスもありません。またレストランはカフェレストランでパンなどの軽食が中心です。

ビジネスホテルの感覚に近いホテルです。デラックスタイプのホテルがチェックアウトが12時なのに対し、バリュータイプの東京ディズニーセレブレーションホテルは11:00と早めなのも特徴です。 なおカフェは朝しか営業しておらず、ホテル内に昼、夜食事をするダイニングはありません。

東京ディズニーセレブレーションホテルの料金

「ウィッシュ」のロビーにいるキュートなミニー 女の子に人気です。

東京ディズニーセレブレーションホテルは1泊15,000~20,000円程。一人6,000円程度から宿泊でき、長期滞在したい方やディズニーの世界はをめいいっぱい楽しみたいけれど他は節約したい、という方にはぴったりのホテルです。

東京ディズニーセレブレーションホテルの特典

エレクトリカルパレードでおなじみのフロート(山車)のトピアリー。夜はライトアップされてこちらも可愛いです。

東京ディズニーセレブレーションホテルの特典は主に二つです。

パーク開演15分前に入場できる「ハッピー15アワー」を利用できること、ホテルでパークのチケットを購入できることです。

デラックスタイプの以下の特典は利用できないのでご注意ください。

・「ディズニーリゾートライン」のフリーきっぷ

・パークやボン・ボヤージュで購入したお土産をホテルまで届けてくれるショッピングデリバリーサービス

他のデラックスタイプのホテルのショップで販売されている宿泊者専用グッズの購入もできませんのでご注意ください。

お土産のデリバリーはありませんが、チェックイン当日に舞浜の駅で荷物を預けホテルで受け取るサービスは利用できます。舞浜駅の「ボン・ボヤージュ」で荷物を預けます。(400円/ 1荷物 2017年7月現在)パークで朝から遊ぶ場合は利用したいですね。パークからホテルまでは無料シャトルバスが出ていて、所要時間は20分くらいです。

ホテルのデザイン

「ディスカバー」の中庭。ホテルは「ウイッシュ」と「ディスカバー」のエリアがあり、それぞれにロビー、客室、中庭などがあります。

東京ディズニーセレブレーションホテルは東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを彷彿とするようなデザインがされており、パークでのワクワクするような気持ちをホテルでも感じられます。

「ウィッシュ」と「ディスカバー」の二つのテーマがあり、それぞれに異なるディズニーの世界を体験できます。

冒険をイメージした「ディスカバー」は、ワクワクするような世界。ロビーには「ビーバーブラザーズのカヌー探険」をイメージしたソファがあります。

また、東京ディズニーシーの人気レストラン「マゼランズ」の店内にある、地球儀をイメージしたオブジェなどが飾られています。

客室には東京ディズニーシーのアトラクション「海底2万マイル」をイメージしたアートが描かれていて、男の子向けの雰囲気です。

「ウィッシュ」はロマンティックなイメージです。ロビーには「シンデレラ城」が描かれたアートや、「アリスのティーパーティー」「ジャスミンのフライングカーペット」をモチーフにしたソファや家具が置かれています。

こちらはウィッシュの中庭です。東京ディズニーランドのエレクトリカルパレード・ドリームラインに登場するフロートをモチーフにしたトピアリーが飾られていて可愛い。

夜はイルミネーションでライトアップされてまた違った雰囲気に。

客室からの灯もピンクの彩を添えていて「ウィッシュ」の世界を作っています。素敵ですね。フロートもかわいいです。

東京ディズニーセレブレーションホテルへのアクセス

東京ディズニーセレブレーションホテルの最寄駅はJR京葉線/武蔵野線「新浦安駅」ですが、同線「舞浜駅」からホテルまでの無料シャトルバスが出ています。

・新浦安駅から南口バスターミナルより東京ベイシティバス3番、11番、23番系統にて約10分-15分(有料)ほど。

・JR京葉線/武蔵野線舞浜駅下車し徒歩5分。東京ディズニーランド・バス&タクシーターミナルから無料シャトルバスでホテルまで約20分

空港からはバス利用が便利です。成田空港から約80分、羽田空港から約70分です。新浦安地区ホテル行きのバスを利用します。

車の場合は、首都高湾岸線「浦安出口」から約15分ほどです。

東京ディズニーセレブレーションホテルの駐車場

宿泊者一泊当たり1,000円です。屋内、屋外駐車場があります。駐車時間はチェックイン日0時からチェックアウト日12:00(正午)までです。バレーサービスはありません。

東京ディズニーセレブレーションホテルの客室

東京ディズニーセレブレーションホテルの客室は全部で702室。ファミリー向きのお部屋が大半です。

お部屋も「ウィッシュ」と「ディスカバー」に分かれます。ウィッシュのゲストルームの壁にはディズニーの仲間たちがパークのアトラクションを楽しむ様子が描かれワクワクします。客室全体はカラフルで明るい色合いに包まれています。

ウィッシュの客室の壁の絵(一例)

ディズカバーの客室は、ジャングルクルーズ:「ワイルドライフ・エクスペディション」や「海底2万マイル」等のアトラクションを描いたアートが壁一面に描かれていて男の子が喜びそうな客室です。

ディスカバーの壁面 海の底にお宝が沈んでいそう。

壁のアートを眺めながら、翌日のパークで遊ぶのを楽しみにワクワクするようなそんなお部屋のイメージです。

客室からの眺望

 スタンダードルーム(29平米)には、オーシャンビューのお部屋と中庭を望むガーデンビューのお部屋もあります。

オーシャンビューのスタンダードルームにはバルコニーがついていますが、気持ち程度の小さなバルコニーです。料金はオーシャンビューが若干高めです。

オーシャンビューはウィッシュのほうが眺望はいいです。ディスカバーのオーシャンビューは、現在、建設中の建造物が見えたりすることもあります。(2017年7月現在)

夜の海は暗いですが、朝の海はきらきらしていて綺麗ですよね。中庭に面したガーデンビューは夜はライトアップされたお庭を部屋から見られるのは嬉しいです。

オーシャンビューに泊まり、朝の海を見て、夜のお庭のイルミネーションは散策で満喫する、という過ごし方もあるかと思います。

とはいえミラコスタのように眺望に特別な売りがあるホテルではありませんのでそれも考慮してみてください。

客室の概要

ホテルの大部分のお部屋は29平米です。最も大きいお部屋でも39平米程度とコンパクトなお部屋が揃います。

ただ、ディスカバーは海側で小さいですがバルコニーがついているので若干は体感は広いです。2段ベッドがあり大人5名まで泊まれるお部屋もあり、友人との滞在など、様々な滞在に対応できるのもメリットです。

客室は全室禁煙です。インターネットは無料です。バスルームはコンパクトですが、洗い場付きバスルームを備えた客室もあり、小さいお子さんがいる場合は特に洗い場付きバスのあるお部屋が滞在は快適かと思います。

アメニティはウィッシュがミニー、ディスカバーはミッキーです。

ウィッシュのルームアメニティ

ディスカバーのルームアメニティ

また、ここは他のディズニーホテル同様、子連れで泊まり易いホテルです。子供用パジャマなどの用意もあります。転落防止の「ベッドガード」もなども用意されています。ベッドは「ハリウッドツイン」タイプで2台のベッドを二つ合わせてダブルベッドとして使用することができます。

また、テレビではディズニーチャンネルを無料で観ることもできます。加湿器も常備されています。ホテルとしては簡易的ですが、お部屋のアメニティは結構充実していて、洗顔料やコットンなど化粧品セットなどもお部屋にはありませんがリクエストできます。

東京ディズニーセレブレーションホテルにはルームサービスはありませんのでご注意ください。

客室タイプ

客室はスタンダードルーム(29平米)、スーペリアルーム(35〜39平米)コーナールーム、大人5人まで泊まることができるクインテットルームなどがあります。

クインテットルームは二段ベッド+デイベッドで5人まで宿泊可能

ウィッシュとディスカバーにそれぞれのお部屋があります。(コーナールームはウィッシュのみ)

ちなみにコーナールームはレイアウトが良くなく使いづらいのでおすすめしません。角部屋のメリット(2面窓からワイドな眺望が望める)もほとんどありません。

オーシャンビュー、ガーデンビューがあるのはスタンダード(29平米)だけです。

4名までなら、ウィッシュスタンダードのオーシャンビューが一番おすすめです。

東京ディズニーセレブレーションホテルの朝食

ホテルにはカフェレストランの「ウィッシュ・カフェ」「ディスカバーカフェ」があります。

朝食はこちらで簡単な朝食ブッフェをいただくことができます。 大人1,300円 小学生 900円( 就学前の子は無料です。)宿泊していないビジターも利用できます。

このレストランが開いているのは朝食タイムだけです。ホテルには24時間営業のコンビニ「スナック&サンドリー」があります。アンバサダーホテル内と同じお店です。また自販機などもあります。食事はパークや他のディズニーホテルで済ませるのがおすすめです。

ウィッシュとディスカバー どっちが人気?

「ウィッシュ」と「ディスカバー」ではウィッシュのほうが人気があります。空室の出るほうがお安いプランが出る可能性も高いので、ウィッシュが高い時もあればウィッシュのほうがお安いときもあります。

ウィッシュとディスカバーの違いはイメージ(デザイン)の違いがほとんどです。施設などに違いは全くないのでどちらのイメージが好きかだけで決めてしまっても損をすることはありません。

また、連泊の場合に1日目はウィッシュ、2日目はディスカバーに、などルームチェンジしてもいいです。また朝食は、ウィッシュカフェ、ディスカバーカフェどちらも全く同じものを提供しています。

大人数で泊まりウィッシュとディスカバーそれぞれに滞在し、朝食(詳しくは後述)をどちらかのカフェで合流して食べることも可能です。

 ディズニーショップ「ディズニーファンタジー」

東京ディズニーセレブレーションホテルのディズニーショップ「ディズニーファンタジー」です。ウィッシュとディスカバリーそれぞれに「ディズニーファンタジー」があります。

ここでは主にパーク内で販売されているグッズを購入できます。ホテルオリジナルグッズとしてはポストカード、チケットホルダー、ピンバッチがあります。ウィッシュとディスカバーの客室内の壁面の絵柄をデザインしたもので、どちらのショップでも、ウィッシュとディスカバー両方の商品を揃えています。

パーク内で販売されているディズニーグッズですが、このディズニーファンタジーではパークの人気商品やその時期のイベントグッズをメインに販売しています。そのためここにくれば何が人気商品かもわかるので嬉しいです。

また、お菓子類などは特にパークだと夕方から夜は品薄になってしまったりしますが、ディズニーファンタジーでは普通に購入できたりします。

いずれにしてもパークのように混雑したり、並ばないと買えないということはないので便利です。

ただ、もちろんすべてのグッズがあるわけではないので品切れだったり、品薄(今の時期だと日傘など)のケースもあります。

東京ディズニーセレブレーションホテルは見えやすいホテルです

東京ディズニーセレブレーションホテルはいいホテルです。「遊びはパークで存分に、泊まるのはシンプルに」というディズニーホテルのなかではある意味一番ポリシーがあるホテルかもしれません。

意味があるのかないのかわからないサービスや施設などで無駄に高い高級ホテルよりも明確で、良心的です。

世界観でわたしたちを魅了し酔わせてくれるディズニーがこんなあっさりとした目的重視型のホテルを直営してるのは個人的には驚きです。設備は簡素なのですが、部屋のアメニティがデラックスタイプのホテルのスタンダードルームと変わらないのが素晴らしいです。

ミラコスタやアンバサダーといったデラックスタイプのホテルは体験型(パークの延長線上)です。デラックスとバリュータイプの「東京ディズニーセレブレーションホテル」を上手に使い分けたらディズニーランドをもっと楽しめるかもしれませんね。

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