今回は11月28日にリニューアルオープンするホテル ザ セレスティン東京芝 についてです。現在はセレスティンホテルとして営業しています。
引用:一休サイト
このホテルは三井不動産株式会社の100%出資によって設立された株式会社三井不動産ホテルマネジメントが運営するホテルとして2002年に開業しました。
今年9月に京都祇園にホテル ザ セレスティン京都祇園
新プランド「ザ セレスティンホテルズ」のロゴ
改修工事が7/22からはじまるため、普段よりもお得なプランも登場しています。気になる方はチェックしてみるといいと思います。(この記事の最下部ををご覧ください。)
安らぎのホテル セレスティン
ここは都心の隠れ家のような存在のホテルでリピーターが多いホテルとして知られています。快適性と機能性を追求したシンプルでモダンな客室と、さりげないおもてなしとサービスは定評があります。
ホテル名のCelestine(セレスティン)は、ラテン語で「天空の」「素敵な」「絶妙な」という意味があります。
ビジネスの中心地にありながらリゾートにエスケープするような 安らぎの空間をゲストに提供したい、という思いからホテルの名前となりました。
このホテルは地域の特性を活かす、ローカルエクスペリエンスを特に大切にしています。日本の歴史的にも重要な場所に立つホテルなので(後述)、地域を尊重して土地文化と融合するようなデザインがなされています。
また、ここの人気の秘密でもあるのですが、第2の我が家のようにゲストが寛げる空間作りを重視していて、プライベートスタイルに対する気遣いがあります。
ゲストの好みに寄り添い、日本らしい心くばりをしながらも、さりげないサービスはとても都会的だと思います。
ロケーション
ホテルはJR田町駅から徒歩5,6分のところにあります。NEC本社ビルのすぐそばです。
このあたりは慶応義塾大学エリアでもあり、大学の正門まではホテルから徒歩10分かかるかかからないかくらいです。そのため受験シーズンにはこのホテルを利用する学生も多いですね。
ビジネスシーンにも最適で浜松町・三田・田町エリアに出張の場合はここは本当に便利なホテルだと思います。
また観光にも打ってつけで、東京タワーや増上寺、テレビドラマにもよく登場する芝公園も徒歩圏内です。ちなみに芝公園は、国内最古の公園としても知られています。
かつてこのそばに住んでいたのでこの辺りをよくジョギングしていました。走る方は増上寺、芝公園周辺は皇居周辺ほど混んでおらずおすすめです。(ホテルフロントでジョギングマップをもらえます。)
ホテルはビジネスエリアの中にありますが、大通りからは少し離れているためホテル周辺はわりと静かです。商店街も近く、居酒屋やカジュアルなレストランは豊富で特に出張などの場合は飲食は困らないと思います。
またホテルの建つこのエリアは薩摩藩の江戸上屋敷があった場所です。
薩摩藩は77万石の大きな藩で敷地は広大です。ホテルのある場所はちょうど上屋敷の中心のあたりだそうです。篤姫が過ごした場所としても知られています。
ホテルから徒歩5分ほどのところには有名な西郷隆盛ー勝海舟会談が行われた蔵屋敷もあります。
このホテルではこの地域にまつわる書物や工芸品などが展示されていたり、レストランでは鹿児島食材を使ったフェアなども開催されています。
ホテルへのアクセス
ホテルへは下記のように様々な駅からアクセスできます。
JR山手線「田町駅」三田口(西口)から徒歩7分
・都営三田線 三田駅 A10出口から 徒歩3分 (約200m) 芝公園駅A2出口から 徒歩1分 (約80m)
・都営浅草線 三田駅A6出口から 徒歩5分 (約390m)
・都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅 赤羽橋口から 徒歩8分 (約590m)
ホテルの駐車場
駐車場は一泊あたり 1,500円です。なお駐車場の予約は受け付けていません。
(屋内・収容30台・バレーサービスなし・駐車場スペース: 車長 5.0m 車幅 1.8m 車高 2.0m )
23:00~翌6:30はシャッターがしまっているため入り口横インターホンでフロントを呼び出しましょう。
収容台数は少ないですが周辺に駐車場は結構あります。
ホテル ザ セレスティン東京芝の概要
新しく開業するホテル ザ セレスティン東京芝
歴史性のあるロケーションに立つホテルとしての「伝統」と未来を見据えた「革新」、「欧米文化と日本文化」のクロスオーバー
こういったものをロビーの壁面やパブリックスペース、客室のファブリックに和素材を用いるなどホテル内のアートワークで表現します。
ホテル ザ セレスティン東京芝の客室
気になるリニューアル後の客室ですが、全243室で観光などの需要を見込んでツインルームが4倍増えます。
広さは19〜45平米でシングル〜2人と少人数向きなのは今までと変わりません。
新しい客室は天然木を多く用いたよりリラックスできる空間になります。同時にレザーや大理石も用いて高級感も演出します。
薩摩藩島津家の定め小紋として江戸時代に武士の裃に多く使われてきた由緒正しい文様「大小あられ」や、切子細工のカッティングをインテリアに用い、和の雰囲気も漂います。
客室は14〜17階に位置します。高層階でゆったりしています。
『モデレート』『スーペリア』は、19〜21平米のコンパクトな客室で単身者向きです。ビジネスやちょっとした宿泊に便利ですね。全客室の半数以上がこのタイプの客室です。
モデレートクイーン
少しゆとりをもった『スーペリアツイン』は28平米で40室あります。
ツインのシングルユースや観光に便利です。
『パティオツイン・ダブル』は30平米です。
一番広い客室は『セレスティンコーナー』(45平米)です。
こちらは16室用意されます。カップルでの宿泊ならこのタイプの客室が角部屋で眺望も楽しめるのでおすすめです。
ホテルからタクシーで1、2メーター圏内にミシュラン星付きのレストランが点在しているのでいいデートが出来ると思いますよ。
また、アクセシブルルーム37平米が1室あります。
各フロアの様子
1階がロビー、カフェ&バーでホテル宿泊者以外も気軽に立ち寄れるオープンな雰囲気になります。
ホテル ザ セレスティン東京芝のロビー
カフェバー&ラウンジ
1階ロビーはカフェバーを併設しリラックスした雰囲気になりそうです。
様々なシーンに活用でき、ひとりひとりが自分のスタイルでくつろげる空間です。
第二の我が家のようにプライベートスタイル重視するセレスティンのサービスが活きてきそうです。
江戸小紋のモチーフをあしらった間仕切り”KOMMON SCREEN ” や、切子細工の壁面アート”KIRIKO WALL ”のアートワークが見られるとのこと。
外国からのビジターにも喜ばれそう。
メインダイニング
メインダイニングも1階です。
ここでは鹿児島の食材を中心とした料理が楽しめます。
朝食ブッフェもここで頂きます。ブッフェカウンターを中心に配し、オープンキッチンではシェフが目の前で調理してくれ、温かいものは温かく、美味しく頂けそうです。
インテリアには鹿児島伝統の大島紬をモチーフを取り入れて、このホテルの土地、文化性を前面に打ち出したレストランになりそうです。
14階はゲストラウンジ、パティオなどゲストのための安らぎと寛ぎの空間です。またスパ・フィットネスもこのフロアです。
ゲストラウンジ
「邸宅」のリビングルームをイメージしたゲストラウンジは、土地の記憶をたどる書籍やアートが並び、ホテルのコンセプトである「CROSS OVER TOKYO」を体感できる空間です。
滞在をサポートするカウンターも設置され、ビジネスサポートや観光情報を得るなどはここでできます。
パティオ
14〜17階まで吹き抜けの自然の風を感じられるパティオ(中庭)四季折々の植栽に彩られます。
都心の喧騒を忘れるリラックスした空間は700㎡というからまさに都会のオアシスといった雰囲気です。
ラウンジの両側に広がるパティオは「邸宅」をイメージています。ウッドデッキ敷の空間にはパーゴラとアウトドアファニチャを配し、木漏れ日や風を感じることができ、ちょっとした空き時間はここでくつろげます。
フィットネス・スパ
スパ・フィットネスは「ジャパニーズコンフォート」をコンセプトにしています。繊細な縦格子や温かみのある照明で癒しの空間を演出します。
トリートメントルームは全3室で、そのうち1室は2名で同時にトリートメントが受けられるようになっているのでカップルにおすすめです。
フィットネスはパティオに面していて、開放的な雰囲気を感じながらワークアウトができます。宿泊者専用なのも嬉しいです。
これまでも定評のあった「上質なプライベート感」「心配りのきいたさりげないおもてなし」はそのままに、歴史の香りを感じる豊かな日本の情緒と、”都心の邸宅”のような上質な心地よさをゲストに提供していくというから期待してしまいますね。
開業記念の宿泊プランも登場しています。
「CELESTINE Inspiration(セレスティン インスピレーション)『薩摩の薫り』
鎌倉時代から鹿児島を治めた大名島津家の名君、斉彬公。彼の座右の銘を名にした限定焼酎「思無邪(しむじゃ)」をベースにしたカクテルが楽しめるプランです。
なお、「思無邪(しむじゃ)」は東京ではここでしか味わうことができないため貴重です。お酒が苦手な方には、鹿児島の黒酢を使用したノンアルコールカクテルもあるので安心です。このホテル独特の宿泊プランです。
新しいホテルはなによりも気持ちがいいですよね。話題性もあり人気なので気になる方は早めの予約をおすすめします。
今のセレスティンホテルについて
ここからは今現在のホテルの情報をお伝えします。
ホテルは9月28日に一旦リニューアルオープンに向けて閉館します。それまでは通常通り宿泊可能です。
ここのホテルはセキュリティがしっかりしているのが特徴です。チェックインの際に受け取るカードキーをかざしてはじめてエレベーターを呼ぶことができます。
14階には24時間開いている宿泊者専用ラウンジがあります。
夜眠れない時やちょっとした息抜きに訪れてもいいですね。飲み物なども用意されています。客室は全室禁煙ですが、併設のパティオ(屋外)に喫煙スペースが用意されています。リニューアル後にここもさらに快適な空間になりますが、今でもリフレッシュするには最適な気持ちのいい中庭ですよ。
客室はシンプルモダンで、都会的な印象です。広さは19平米〜。
エグゼグティブコーナーツイン
デスク、アームチェアなどが設えてあり、特にビジネスユーザーには使いやすい機能性と快適性を兼ね備えた客室です。もちろん高速LAN回線、Wi-Fi接続は無料です。朝刊サービス(朝日・読売・毎日・日経より1誌サービス)もあります。
常備されているアイテムとして、コーヒーやダージリンティーなどのほかに「鹿児島茶」があるのが、このホテルらしいです。
女性は嬉しいのですが、光溢れる場所にミラー設置してありメイクもしやすいです。こういった細かな部分への配慮がセレスティンホテルらしいと思います。
レディースルームは、女性のビジネス出張や一人の東京観光に便利です。通常のアメニティ以外に特別アメニティも用意されています。
レストラン
ホテルのメインダイニング「ラ プルーズ東京」はコンテンポラリーフレンチのレストランです。
ランチ2,000円〜ディナー5,000円〜程度で使える使い勝手のいいダイニングです。木の温かみを感じるモダンな空間で高級感があるため記念日ディナーもここでカバーできます。宿泊プランの朝食ブッフェ会場もこちら。
ロビーにはラウンジ「RAYON VERT CAFE」があります。コーヒー、紅茶をはじめサンドウィッチなどの軽食が楽しめ、アフタヌーンティ(ハイティ)も人気があり女性におすすめです。
ちょっとしたパソコン仕事にも最適。天井が高くて気持ちがいい空間。いいカフェですよ。
「SUZAKU 朱雀」は「GRAND CROSS」併設のバーです。隠れ家的な雰囲気で一人で飲むのもぴったりです。セレスティンホテルのレストランはどこも雰囲気がよく、さりげなくセンスが良く素敵です。肩肘はらずに使えておすすめです。
・セレスティンホテルの朝食「美食ブッフェ」
天井高7mの開放感あふれる「ラ・プールズ東京」ではさわやかな朝を彩るヘルシーな美食ブッフェを頂けます。
定番の洋食メニューのほか、鹿児島の銘柄豚を組み合わせたオリジナルカレー、奄美地方の郷土の味をセレスティンオリジナルとして 洋風にアレンジした鶏飯などがあります。
フレッシュな野菜やフルーツをはじめ、定番人気の手づくりオムレツ大人気のクロワッサンをはじめ季節のパンを8種類のほか、都内でも人気の「メゾンカイザー」の焼き立てパンも楽しめます。
快適で自分の時間を大切にできるホテル
セレスティンホテルは、都会的でシンプルで心地よい空間に定評があります。サービスもよく、温かくきめ細かいおもてなしはリピーターからも人気です。
リニューアル後もとても楽しみです。時代にフィットしたより気持ちのよいホテルになるのではないでしょうか。
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