引用:一休サイト

今回は栃木県鬼怒川温泉にある鬼怒川金谷ホテルについてです。

「渓谷の別荘」がコンセプトのこの宿は、栃木県・鬼怒川沿いに位置します。

引用:一休サイト

日本有数の渓谷美で知られる鬼怒川温泉ですが、その中でもここは歴史と伝統のあるホテルとして有名で、国内はもとより欧米からも多くのゲストが訪れています。

このホテルの創業者である「ジョン・カナヤ」(ジョン金谷鮮治)は日本のホテル近代化の立役者の一人として知られています。

日本最古のホテル「日光金谷ホテル」創業者の金谷善一郎の孫にあたるジョン・カナヤは、若い頃に欧米諸国を漫遊し、西洋文化を日本に持ち込みました。諸外国で一流の人々と交流し「ダンディズム」を身につけたカナヤの美学は有名で、伝説の”ジェントルマン”とも呼ばれています。

カナヤの”美学”と”おもてなしの精神”を体現したのがこのホテルです。”和敬洋讃~ EAST MEETS WEST”がこのホテルの重要なコンセプトなのですが、四季の移ろいを感じられるような日本らしい情緒ある趣に西洋の機能性を持たせた宿で、モダンなのですがとても個性的。

引用:一休サイト

ここのディナーで出されるお料理も「金谷流懐石」と呼ばれる独特のもので独自のスタイルを貫いているホテルです。


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鬼怒川金谷ホテルのロケーション

引用:一休サイト

ホテルのある鬼怒川温泉はかつては箱根や熱海と並んで「東京の奥座敷」と呼ばれていました。18世紀に見つかった古い温泉で、もとは「滝温泉」という名前で親しまれていました。

このあたりは日光の寺社領だったので、鬼怒川温泉は江戸時代は日光詣帰りの大名や僧侶だけが利用できる温泉だったのですが、明治以降に一般公開されます。

その後鬼怒川の上流に水力発電所ができて川の水位が下がると川底から新しい源泉が次々に見つかって、それに合わせて旅館などができて、鬼怒川温泉エリアが形成されていきました。

「鬼怒川金谷ホテル」は鬼怒川の東側に位置します。東武鬼怒川線の「鬼怒川温泉駅」徒歩3分というアクセスしやすい便利なロケーションにあります。

観光名所のひとつである「日光東照宮」までは車で30分ほどで行くことができます。日光東照宮は徳川家康公が祀られていることで有名です。1999年に世界遺産にも登録されています。

都心からホテルまでは電車でも車でも2時間半くらいです。 (電車:東武浅草線「東武日光線特急スペーシア」利用 車:浦和IC〜東北自動車道(80分)〜宇都宮IC〜日光宇都宮有料道路(10分)=今市IC〜国道121号線(20分) )

ホテルのアート

引用:公式サイト

「鬼怒川金谷ホテル」の開業は1978年。当時珍しい高級旅館としてスタートしました。

その後「世界のタンゲ」と呼ばれる丹下健三さんの設計事務所が改装に携わり「デザイナーズ旅館」として生まれ変わりました。地上5階建ての建物はアートな内装でも知られ建築誌などでも見かけます。

さらに2012年に時代を捉えリニューアルオープンし、現在はラウンジ・スパ・ショコラバー・シガーサロン・プライベートダイニングなど豊富な設備を備えています。

ホテルに到着すると、上の写真のモダンですっきりとした旅館の入り口が見えてくるのですが、一歩中に入ると、圧倒されるような天井画が目に飛び込んできます。

引用:公式サイト

「 日光東照宮」の「天女舞楽の図」をモティーフにしたこのアートはこのホテルのシンボルです。

これはフランスの彫刻家ガブリエル・ロワールの作品で、ステンドグラスの技法のひとつである「スカルプチャードグラス」が用いられています。

引用:公式サイト

厚さ5、6センチのカラーグラスを槌で割って組み合わせていく技法で、光を通すとグラスの凹凸が様々な表情を見せ、幻想的な世界が広がるのが特徴です。館内のいたるところでこのアートが使われています。

鬼怒川金谷ホテルの客室

クラブフロア スイート和洋室

 

 

 

 

 

 

引用:一休サイト

客室は全部で74室と少なめです。限られたゲストに質の高いきめこまやかなサービスを提供するのが鬼怒川金谷ホテルのスタイルです。

すべての客室はリバーフロントで、鬼怒川のせせらぎがさらさらと聞こえ、数千万年をかけて形成された豊かな自然が目の前に広がります。

スタンダード和洋室

引用:一休サイト

ウッドデッキに出れば清々しい空気を胸いっぱい吸い込むことができます。

引用:一休サイト

テラスにはテーブル・椅子も用意されており、そこで読書したりお茶を飲んだり自然と一体になるかのように過ごすことができます。これはかなり贅沢です。

客室タイプ

客室タイプは全7室です。

クラブフロアの「ジョン・カナヤ・スイート」は132平米を超えるホテルに1室だけの特別なスイートです。

引用:一休サイト

引用:一休サイト

ワインセラーやミニバー、ゲームテーブルなどを設え、諸外国を見てきたカナヤの美学やスタイルを凝縮したような客室です。

引用:一休サイト

それ以外の客室はすべて66平米です。

高級旅館としてスタートしたこともありますが、スイート以外の客室も寝室と居間にわかれた構造になっており、ゆとりがあってとても落ち着きます。

スタンダード和室

引用:一休サイト

スタンダードルームでも客室クオリティは高いですよね。どの客室も窓が広く大きいので実際のお部屋よりもかなり広く感じます。

部屋タイプは和室・洋室・洋和室の3タイプがあり一緒に行く人や家族構成によりふさわしい客室が選べるのが嬉しいです。

クラブフロア・洋室

引用:一休サイト

グレードアップ和室(露天風呂付き)旅館の面持ちが強い和室。ファミリーには和室は使いやすいですね。

引用:一休サイト

引用:一休サイト

ここのホテルには大浴場があるのですが、クラブフロアの一部の客室は(最上階の洋室タイプの部屋)部屋にバスタブがなく多機能シャワーだけを設え、その分部屋を広くとっています。

客室のイメージも、星のやのように、一部屋一部屋おもむきが異なります。

クラブフロアのお部屋には、露天風呂がついている部屋やビューバスの部屋もあります。

クラブフロアのスイート洋室の露天風呂

引用:一休サイト

夕方などは特に素敵です。川のせせらぎが聞こえ、自分だけのお風呂から眺望を眺めるのは本当に至福です。

充実のアメニティ

部屋のアメニティや設備ですが、グレードによって若干異なるもののほぼ下記の通り共通しています。

引用:一休サイト

ベッドは「世界のベッド」と称される高級ホテルおなじみのSIMMONS(シモンズ)社製のものが全室に設えられています。ツインでもセミダブルベッド(幅122cm)×2台とゆとりの広さです。

まくらはそば・羽・テンピュールの3パターンから好みのものを選べます。リクエストすれば、オレンジかラベンダーのアロマデフューザーも利用可能です。これはかなり魅力的です。女性も嬉しいですね。快適で心地よく眠れます。

女性が特に気になるバスアメニティは、通常フロアは資生堂です。クラブフロアではロクシタンを採用しています。

引用:一休サイト

加湿機能付き空気清浄機はもちろんのこと、iPod対応CDプレイヤー、AQUOSテレビ、DVDプレイヤーが設えられています。もちろんWi-Fiは全室無料です。

鬼怒川金谷ホテルの温泉

鬼怒川金谷ホテルは温泉も充実しています。2つの大浴場と3つの露天風呂があり、カテゴリは大きくわけて「四季の湯」と「古代檜の湯」に分かれます。

男女入れ替え制になっていて、すべての温泉を楽しめるようになっているのが嬉しいです。

四季の湯

引用:公式サイト

日本有数の美しい渓谷に面した温泉で四季折々の自然を満喫できます。

全体的にモダンな印象で大理石を使用した豪華な内風呂と、白御影石の一枚岩を使った露天風呂が二つあります。

引用:公式サイト

ミストタイプの低温サウナ“テルマリウム”と南国リゾートのようなガセボがあるのが素敵です。

引用:公式サイト

ちなみにここのお湯の泉質なのですが、この地域のスタンダードな泉質「アルカリ単純泉」です。肌当たりが柔らかく、無色透明で無臭のお湯です。

むかしこのエリアでは「川治(鬼怒川のもっと北のほう)は傷、滝(鬼怒川温泉のこと)は火傷」と言われていたのだそうです。

どちらもアルカリ単純泉なのですが、違いは陰イオンの構成要素らしく、効能も変わってくるのだとか。

鬼怒川温泉は川治温泉よりも硫酸塩イオンが多く、血行促進による湯あたりには少し注意したほうがいいようです。

引用:公式サイト

入浴の際は上のガセボで湯涼みしながらお風呂に入るといいかもしれませんね。

「古代檜の湯」

引用:公式サイト

古代檜の湯は樹齢200年の檜を使ったクラシックな内風呂が特徴です。檜風呂は香り高く気持ちがいいですよね。

露天風呂は庭園のようになっており、白御影石を用いた露天風呂がひとつあります。こ

引用:公式サイト

ちらには欧州桐を用いたゆったりとしたサウナが併設しています。

引用:公式サイト

営業時間 00:00~10:00

入浴時間 男性(四季の湯:4:00~10:00 テルマリウムサウナ:5:00~9:00 古代檜の湯:14:00~25:00)

女性(四季の湯:14:00~25:00 テルマリウムサウナ:14:00~22:00 古代檜の湯:4:00~10:00)

深夜1:00~4:00清掃時間のため入浴不可

サウナは22:00~5:00入場不可

温泉は加温 加水

泉質・効能 アルカリ性単純温泉 (神経痛・リューマチ・疲労回復・健康促進等)

Spa Casa Blanca

引用:公式サイト

ジョン・カナヤが愛した花「カサブランカ」それを命名したホテルのスパは日帰り利用も可能です。

日本らしい伝統のおもてなしと最新技術を取り入れたトリートメントはやすらぎの時間をさらに癒しのひとときにしてくれます。

引用:公式サイト

プラチナコロイドを取り入れた最先端の「アンチエイジングトリートメント」はこのホテル一押しのプログラムです。美を追求する女性におすすめです。

温泉で体を温めてからアロマオイルを使ったフルボディのトリートメントなどを受け、心身ともにリフレッシュした後のディナーはお腹も空いて本当に至福です。

アニバーサリーならサプライズで女性にスパトリートメントをプレゼントしても喜ばれると思いますよ。

引用:公式サイト

スパ営業時間 9:00〜18:00

次の記事ではこのホテルのダイニングやシガーサロンなどその他の施設についてご紹介します。

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