引用:公式サイト
前回の記事はこちらです。コンラッド東京1
今回は汐留のラグジュアリーホテルコンラッド東京の客室についてです。
コンラッド東京のお部屋の概要
引用:公式サイト
コンラッドの客室数は290室です。2000年代に出来た東京ラグジュアリーホテルの中では平均的な部屋数です。
客室は汐留ビルディングの30階から37階に位置します。
このホテルの特徴は、スイートルームが多いこと。そして他のラグジュアリーホテルにくらべてスイートの敷居が低いのが特徴です。
眺望 ベイビューとシティビュー
またこのホテルのもうひとつの大きな特徴は、客室は海側(ベイビュー)とシティビュー(高層ビルを臨む)に分かれることです。
引用:公式サイト
引用:公式サイト
さまざまな眺望があるのは他のホテルも同じなのですが、コンラッドの場合、二つの眺望のコントラストがかなり強いと思います。
ゲストルームに漂う空気感もどことなく違います。
以前、ここのホテルのスタッフの方に海側とビル側、どちらが人気があるか尋ねたことがあるのですが、どちらも人気があります、とのことでした。
ベイエリアを見渡せるベイビュールームのほうが個人的に好きですし、人気がある気がしたのですが
引用:一休サイト
引用:公式サイト
シティビューの部屋に実際泊まってみると高層ビル群のダイナミックな眺めはセンスのいい客室デザインと相まって結構かっこいいのです。違った魅力があると思いました。
ベイビュールームはゆったりとした時間が流れます。
引用:公式サイト
シティビューはシックで素敵
引用:一休サイト
バスルーム
コンラッド東京といえば、バスルームのバスルームの印象的な鏡 。バスタブも独立したタイプでときめきます。
そして、バスルームに必ずいるのがこの子
引用:公式サイト
真っ白でクリーンなバスルームと同じカラーでかわいいです。
この子はコンラッドベア同様、持ち帰ってOKです。
コンラッド東京のバスルームは最近のラグジュアリーホテルに比べてしまうと機能性は少し物足りないです。
開業からしばらく経つので仕方ない部分もありますが、元々あまり力を入れていないと思います。
以前宿泊した時に、通常シャワーの水圧が異常に弱く、帰り際にフロントに伝えたことがありましたが、その後も同じような感じだったことがありました。
引用:一休サイト
レインシャワーはすべての客室についています。好きなホテルなので、水回りをもう少しアップデートしてくれたらいいなと思います。
コンラッド東京のバスアメニティ
コンラッド東京のアメニティはいくつかブランドがあり、その中から好きなものを選びます。
引用:一休サイト
左から
- TEMPLESPA(テンプル・スパ)
- SHANGHAI TANG(シャンハイタン)
- Refinery (リファイナリー フォー メン バイ アロマセラピーアソシエイツ )
審美眼のあるコンラッドらしい、どれもハイクオリティでファッショナブルなブランドです。
TEMPLESPA~テンプル・スパ
イギリス生まれの製品。イギリス国内、地中海地方の高級スパやホテルで採用されています。
柑橘系のアロマの香りで癒されて安らぎを得たいならこちらがおすすめです。
Shanghai Tan〜シャンハイ・タン
スタイリッシュでハイクオリティなアパレルブランドのShanghai Tanのバスアメニティです。ファッショナブルで官能的な気分に包まれたいならこちらもおすすめ。
リファイナリー フォー メン バイ アロマセラピーアソシエイツ
上記アロマセラピーアソシエイツのメンズライン。メンズ用のプロダクトは通常の製品よりもテクスチャーや使い心地がライトなのが特徴です。
アメニティは宿泊予約のあとにリクエストしても良いですし、部屋に入ってから電話でオーダーしてもOKです。
何も言わないないとシャンハイ・タンのアメニティが用意されます。
シティービュールーム
シティビューの客室。窓の外の高層ビル群がかなり迫力があります。それを強調するようなシックな客室のインテリアが素敵。
引用:一休サイト
窓の外に見えるのは汐留のロイヤルパークホテルです。結構近いのですが、不思議と圧迫感はそこまでありません。
引用:一休サイト
ベイビュールーム
部屋の位置によってかなり眺望に差があります。ホテルの下のほう(30階あたり)のゲストルームだとベイエリアの前にビルが重なりきれいに見えないこともあります。
引用:一休サイト
部屋指定不可だったとしても、予約後「なるべく眺望の良い部屋をお願いします」とホテルにリクエストしておきましょう。
海側の場合は特にです。
引用:一休サイト
そのようなリクエストは全然失礼なことではありませんし、高級ホテルであるからこそ型にはまらないホスピタリティの領域で聞いてくれることも多いです。
リクエストする際は、記念日など理由を付け加えておけば考慮してくれる可能性はもっと高くなります。
ゲストルームとスイート
ゲストルームとスイートの違いはこのホテルの場合、主に広さです。
ゲストルームは48平米なのですが、スイートは72平米以上とかなりゆとりがあります。
引用:一休サイト
コンラッド東京の場合、広さ以外にスイートのメリットは特にないのです。(詳しくはあとで書きますが、眺望もスイートは約束されないのです。)
コンラッド東京のデザイン、エグゼクティブチェア
どの部屋タイプにもしつらえられている、ハーマンミラーのエグゼクティブチェアがコンラッドの客室のポイントです。
引用:ハーマンミラーオンラインストア
エグゼクティブチェアは別名「ライフタイムチェア」とも呼ばれています。
20世紀の椅子の名品のひとつで1960年にイームズ夫妻によってデザインされたもので、今でも当時のデザインのまま、ハーマンミラー社で完全受注で作られています。一脚60万円ほどします。
座ってびっくり夢心地の椅子です。
ここのエグゼクティブチェアは特別にオーダーしたコンラッド仕様なのだそうですが、どの部分がオリジナルと違うのかがあまり良くわかりません。
引用:一休サイト
わたしはドイツのバウハウスなどの工業デザインがかつて好きで、コルビジェやイームズの他の椅子は持っていたことがあるのですが、このエグゼクティブチェアは未だ憧れです。
新しいホテルが増えたのでコンラッド東京は若干古さを感じますが、客室のデザインはきれいです。
コンラッド東京のスイートについて

引用:公式サイト
・スイート 72平米
・コーナースイート 85平米
・エグゼクティブフロアのスイート 72平米
・エグゼクティブフロアのコーナースイート 85平米
・デラックススイート 130平米
・ロイヤルスイート 226平米
色をつけたあたりが泊まりやすく一般的かと思います。
それぞれに
・ベイビュー(海側)
引用:一休サイト
・シティビュー(ビル群)
引用:公式サイト
があります。
ロイヤルスイートはベイビューのみ。
引用:公式サイト
通常の客室(48平米)とスイート(72平米)は時期にもよりますが、料金の差は1、2万円くらい。これならスイートに泊まったほうがお得だと思いますよね。
意外にも、海側、ビル群側で料金はほぼ一緒です。海側のほうが高そうですが、どちらも人気がある証拠でしょうか。
(客室グレードがあがってくると海側が若干高くなります。)
料金ですが、スイートで5万円台から泊まることができます。ホテルの佇まいからいってもっと高そうなのに、思いのほかカジュアルな価格で今は泊まることができます。(ホテルが増えてきたからです。)
ちなみに130平米のデラックススイートになるとぐーんと料金はアップします。
引用:公式サイト
これはアマン東京のスイート(121平米)よりちょっと安いくらいのイメージです。
客室選びのポイントは眺望
引用:一休サイト
窓の外に全く興味がないなら別ですが、コンラッド東京の客室選びのポイントになってくるのは「眺望」です。
ゲストルーム(48平米)
引用:一休サイト
スイート
引用:一休サイト
コーナースイート
引用:一休サイト
この3つのタイプの部屋は30階〜35階に位置します。
かなり幅が広くて、眺望が良いか悪いかは運次第になってきます。
通常、スイートはある程度眺望は確約されるホテルが多いのですが、コンラッド東京はそうでもないのです。
わたしは過去ベイビュースイートに泊まった際に東京湾が少ししか見えなかったことがありました。これは残念でした。
その時はホテルにあまり慣れていないころで部屋のリクエストはしませんでした。(ひょっとしたら事前に頼んでいたらもっと上の階だったかもしれません。)
エグゼクティブフロア(クラブフロア)
こちらはエグゼクティブフロアにある客室です。
エグゼグティブベイビュースイート 引用:公式サイト
クラブフロアの客室は部屋はすべて35階以上で眺望がある程度約束されています。
このホテルでは、特にベイビューサイドの客室だとこれはポイントになってきます。
引用:一休サイト
クラブフロアはエクストラチャージがあるにもかかわらず見掛け倒しのことが多いので、あまりおすすめしないのですが、このホテルに関しては眺望のためだけにでもこちらをおすすめしたいくらいです。
眺望が確約されるなら、一番コンパクトな客室(48平米)でもおすすめです。
引用:一休サイト
エグゼクティブラウンジ
ホテルの最上階(37階)に位置します。
引用:公式サイト
2017年3月にエグゼクティブラウンジは広くより快適にリニューアルされて、自宅の居間のように自由に寛げるセミプライベートなスペースに変わりました。
引用:公式サイト
目下に東京湾と浜離宮恩賜庭園が広がります。ここは都内屈指の眺望を有するラウンジだと思います。
引用:公式サイト
エグゼクティブラウンジは「ホテルの中のホテル」とも言われます。
朝食をはじめコーヒーやアフタヌーンティー、カクテルアワーにはビール、ワイン、スパークリングワイン、スタンダードなカクテルなどのサービスがあります。
引用:公式サイト
フードも充実していて、コンラッド東京の各ダイニングから日替わりで提供されるメニューも楽しむことができます。
フロアには専任のコンシェルジュが常駐しており、滞在時の様々なビジネスのサポートもしてくれます。
エグゼクティブフロアの部屋の特徴はシャワーブースがついています。(それくらいです。)
引用:公式サイト
宿泊者はフィットネスは無料です。プールは一休のプランなどを利用するとほぼ無料でになるので泳ぐ方はぜひ利用してください。WiFi(有線/無線)は残念ながらコンラッド東京では有料です。
ただし、ヒルトンの会員になり、そこから予約するとWiFiは無料になります。(会員登録は無料です。)西新宿のヒルトンや、お台場のヒルトン東京ベイなどでも利用ができポイントが貯まります。
コンラッド東京の客室選びのポイント(まとめ)
引用:公式サイト
ベイビューを選ぶなら、一番気持ちよく安心して泊まれるのはエグゼクティブフロアのスイートだと思います。
シティビューならエグゼクティブフロアにこだわらず、通常フロアのスイートが一番コストパフォーマンスは高いと思います。
2017年4月現在
エグゼクティブベイビュースイート(72平米)は6〜12万円です。ひと月の中で結構料金が変動します。
都内にラグジュアリーホテルが増えて、コンラッドもかなり料金がディスカウントされていてます。
ゴールデンウィークなど5万円台から宿泊できるゲストルームもあります。東京の観光などにもコンラッド東京はおすすめです。
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大江戸線汐留駅
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