今回はアマン東京についてです。

アマン東京の概要

2014年に日本初のアマンとなる「アマン東京」が開業しました。場所は大手町。みずほ銀行大手町本部ビルと大手町フィナンシャルセンター跡地にできた超高層オフィスビル 「大手町タワー」 にホテルがあります。

このビルは高さ200m、 アマンは33〜38階に入居しています。 アマンリゾーツは東南アジアを中心に世界中に展開するスモールラグジュアリーホテルです。


引用:一休サイト

アマンは世界各地に点在していますが、だいたいどこも主要な場所から車で1、2時間かかるような行きづらい場所にあるのが特徴ですがそれが逆に希少価値があって良いのです。

人里離れた場所で最上級のおもてなしと特別な時間を過ごすのにはまってしまう”アマンジャンキー”も多いです。


引用:一休サイト

青山の有名なイタリアン「カシータ」もアマンの部屋からとった名前ですし 著名人にもファンがたくさんいます。ラグジュアリーホテルの中でも他を寄せ付けないブランド力を持つのがアマンなのです。

アマン東京はアマンリゾートが初めて都市に作ったホテルで、オープン前から一体どんなホテルをビルの中に作るんだろうか・・・とファンをはじめかなり注目を集めていました。

満を持して開業したアマン東京の客室数は84室。(星のや東京と同じ部屋数。)料金は通常レートだと平均1泊20万程度です。

アマン東京のスイート


引用:一休サイト

ただアマン東京はプランを使えば1泊10万〜程度から泊まることができるので、お安いと思います。ほかのアマンにあるようなエクスクルーシブな環境が立地的にないともいえるので妥当なレートかもしれません。

アマンのデザイン

アマンの創始者であるエイドリアン・ゼッカー氏は創業前に日本に滞在していたこともあります。

そのためすべてのアマンには 日本文化やそこで感じたインスピレーションが入っている(と思いたい)ところはあるのですが、 アマン東京のロビーはそういう意味では気合が入っています。


引用:一休サイト

天井が高く圧巻です。28mの吹き抜け アマンが日本をイメージして作り上げるとこのような雰囲気になるのですね。

床面に黒を持ってくるあたりが非常にアマンらしいです。個人的にこういうアマンの感性が大好きです。

アマン東京が入るビルの1階は外を出るとオーテモリと呼ばれる森になっています。


引用:一休サイト

コンクリートばかりで高層ビルが立ち並ぶ無機質なエリアなのに、このビルにくると本当にどこか自然溢れる場所で耳にするような鳥の鳴き声が聞こえたりするから不思議。

ちゃんとこういう場所を見つけて鳥などもやってくるのですね。

この森の中にはアマンのカフェ『ザ・カフェby アマン』があります。(詳しくは別の記事で書きます。)

ザ・カフェby アマン


引用:一休サイト

アマン東京の客室

アマン東京の客室は、33〜38階の高層階に位置します。適度に硬さのあるラウンジチェアやデイベッドから刻々と変化していく眺望を楽しめます。ベッドエリアとリビングエリア、バスエリアの区切り方も綺麗。

客室のデザインは日本家屋の美を取り入れたシンプルで無駄のないしつらえ。木・石・和紙を随所に使った落ち着きのある上質な印象。

アマン東京の素晴らしいところは日本っぽさ、”和”を常に感じさせてくれながらもラグジュアリーホテルのセクシーさも併せ持っている部分だと思います。


引用:一休サイト

間接照明の使い方もさすがで、夜は部屋の照明を落とし夜景をメインにした場合でも、部屋の印象を最大限に演出する良い角度でライトがセッティングされているのが素晴らしいです。

通常の客室

スタンダートルームは主に

・デラックスタイプ

・デラックスパレスガーデンビュー(皇居外苑方面の眺望)

・プレミアルーム(東京スカイツリーやベイエリア方面の眺望)

があります。このホテルで一番小さいデラックスの客室の広さは71平米です。ちなみにこれはホテルオークラ東京のジュニアスイートよりも広いです。

デラックスの客室


引用:一休サイト

アマン登場前はだいたい50平米が都内ラグジュアリーホテルのスタンダードルームの最大の広さでした。それよりも20平米も広いのですから、アマンはやはり贅沢です。

客室の違い

ちなみに客室の3タイプの違いは以下の通りです。

・デラックスルーム 71平米 33階〜38階


引用:一休サイト

・デラックスパレスガーデンビュー(皇居外苑方面の眺望) 71平米 38階のみ


引用:公式サイト

・プレミアルーム(東京スカイツリーやベイエリア方面の眺望)80平米 33階〜38階


引用:公式サイト

プレミアルーム デラックス〜プレミアムルームは1泊12万程度です。

通常客室の選び方

デラックスとプレミアでの料金差は2万程度です。プレミアにしたからといってそれだけメリットがあるわけでもなくデラックスだからといってレベルが低いお部屋ということはありません。

デラックス・71平米


引用:公式サイト

プレミアム・80平米


引用:公式サイト

部屋の(位置)向きが一番大切です。これはマンダリンオリエンタル東京の客室パターンと似ています。部屋にバリエーションはあるのですが実際に泊まってみると差はほとんどありません。やはり部屋の位置のほうが重要です。

通常の客室タイプの中で選ぶのならまずはデラックスで泊まってみるのがよいかと思います。


引用:公式サイト

部屋指定不可でも”眺望のいいお部屋を”と事前にお願いしておきましょう。これをするかしないかで泊まれるお部屋というのは変わってくるものです。

アマン東京のスイート


引用:公式サイト

スイートルームは

・コーナースイート(121平米)


引用:公式サイト


引用:公式サイト

・141平米のスイート(キング・ツイン)


引用:公式サイト


引用:公式サイト

が用意されています。

この上に150平米のアマンスイートがあります。

アマンスイート


引用:公式サイト

スイートルームは1泊20万〜。

アマン東京は他のラグジュアリーホテルに比べて通常の客室とスイートの価格差が小さいのが特徴です。そのためスイートを選ぶのはCP的にも良い選択だと思います。

コーナースイート

121平米のコーナースイート。2面が窓でダイナミックな眺望を楽しむためのスイートルームです。


引用:公式サイト

ハイテンションな景色と、ぬくもりのある木の温かみのあるインテリアのコントラストが最高。

コーナースイートはホテルによっては一面がとなりのビルに近かったりとあまりメリットがないこともあるのですが、アマンの場合はおすすめです。

スイートルーム

141平米のスイートルームです。


引用:公式サイト

パノラミックな眺望が素晴らしいです。低めに揃えた家具は「引き算の美」景色が映えます。

アマンは世界ではヴィラをメインとしています。最高級、広さもあり、という突き抜けた世界観を持っているアマンなので、アマンらしさ、アマンの良さを感じるにはスイートに泊まるほうがよいでしょう。

ちなみに冷蔵庫の飲み物はお酒以外は無料です。ミネラルウォーターはもちろん炭酸等も常備してあります。フレッシュジュースは有料です。アメニティはアマン独自のブランドです。


引用:一休サイト

コットン綿棒などの常備されているアイテムは通常のラグジュアリーホテルと同程度で、これといって 特別なアイテムが用意されていることはありません。

バスエリア

引用:公式サイト

水周り等は最新設備を備えて機能性は最新ラグジュアリーホテルそのもの。

特にバスエリアは個人的にお気に入りです。

デザインや機能は今時のラグジュアリーホテルとグレードはあまり変わらないのですが、素材に石材や木を使うことで温かみが広がりほかの高級ホテルとは面持ちが全く異なります。


引用:公式サイト

バスルームに関して言うと、ガラスの分厚い扉などが無いのも子供連れには嬉しいです。今のラグジュアリーホテルのバスルームはガラス張りがスタンダードです。重厚な扉も多くかなり小さなお子さんには危ないのです。

床に関してもアマンは床が石材なので触感を刺激します。また若干グリップが効くためお子さんにも優しいバスルームだと思います。

お風呂はアマン東京の気合の入れどころのように感じます。


引用:公式サイト

客室のバスタブは日本風の深くて大きくゆったりとした作りになっています。石材の床を裸足で降りるとまるで地方の温泉に来たみたいです。 桶も常備してあります。


引用:公式サイト

バスソルトは茶器のようなものに入っており、好きなだけ入れることができます。


引用:一休サイト

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アマン東京
東京都千代田区大手町1丁目5一6大手町タワー
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