引用:公式サイト
今回はグランドプリンス赤坂(通称 赤プリ)跡地にオープしたザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテルについてです。
ホテルの名前からもわかる通りプリンス系ですが、米高級ホテルグループ、スターウッドリゾート&ホテルの最上級ブランド「ラグジュアリーコレクションホテル」加盟のホテルとなります。
「ラグジュアリーコレクションホテル」ブランドのホテルは全世界に113(開業予定のホテルを含む)あり、日本では
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都がありこちらのホテルはとても人気があります。
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都( 月の音(つきのね) スーペリアツインの客室)
引用:公式サイト
日本に昔からあるプリンスホテル。このプリンス系という部分でこのホテルを見ると「ザ・プリンス」「グランドプリンスホテル」「プリンスホテル」のいずれにも属さないプリンスホテルの最上級ホテル(全く新しいホテル)という位置付けになります。
ホテルの特徴
引用:一休サイト
客室の数は250室でザ・リッツ・カールトン東京や、ザ・キャピトルホテル 東急と同程度。 しかし最近は部屋数を抑えてサービスを充実させるスモールラグジュアリーホテルが日本だと主流です。それにオリンピック前にもかかわらず、周辺諸国に比べ日本はホテルの開業数自体がとても少ないのです。
引用:公式サイト
このグレードのホテルを今日本に新規開業するのに200室でもチャレンジングな気がするのに、250はやはりこのホテルはかなり気合いが入っていると思います。 (ちなみに同ブランドの翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 は客室数40程度)
引用:公式サイト
スターウッドの営業力を使ってプリンスグループのフラッグシップホテルとして世界にアピールしていく意気込みをここからも伺うことができます。
客室はデラックスからスイートまで42~148平米で(クラブフロア有)一泊7~70万くらいで都内の平均的なラグジュアリーホテルの価格帯と言えます。 (実際は宿泊プランなどで5万弱位から宿泊可能)
グランドデラックスプレミアキング
引用:一休サイト
客室デザインはシンプルモダンの和を基調としながら、色使いなどが個性的でユニークです。個性的という部分でいうと虎ノ門のアンダーズ東京と並ぶかもしれません。
ホテルの立地
ホテルは赤プリ跡地にできた複合市街地「東京ガーデンテラス紀尾井町」の中にあります。
「東京ガーデンテラス紀尾井町」にはオフィス棟、住宅棟、商業施設、カンファレンス施設等があり、ホテルはオフィス棟にあります。(30階~36階)
オフィス棟「紀尾井町タワー」(地下2階、地上36階 高さ180m)の
ちなみにオフィス部分にはヤフーなどが入居しています。
紀尾井町は、江戸時代以降の日本文化と国際的な文化が融合したエリアでホテルのそばにも弁慶濠や清水谷公園があり、独特の凛とした雰囲気があります。
引用:一休サイト
一方で、赤坂見附や永田町など地下鉄5線路が利用可能で便利な場所です。
ホテルのデザイン
ホテルのコンセプトはホテルの名前にもなっている「ギャラリー」です。
ロビーの美しいアート
引用:公式サイト
美術館に行き素晴らしい絵画を目の前にしたときの高揚感を体験としてゲストの心に残したい、という思いからこのコンセプトが生まれたのだそう。
ロビーには人工の暖炉もあります。
引用:公式サイト
天空に浮かぶ美術館のようでこんなに凝ったロビーはなかなか他にはないと思います。
客室も窓をおおきな額縁として、眺望をひとつの絵画のように見立てた部屋作りになっています。まさに「ギャラリー」ですね。
デラックスキング
引用:一休サイト
客室の特徴のひとつは、天井から床までの一面窓の前にデイベッドがあること。「窓の前の130度角度でワーク」というコンセプトで、デイベットの上をワーキングスペースとして提案しています。
引用:公式サイト
デラックスタイプのツインの部屋などデイベットの無い客室もあります。
引用:公式サイト
最近は眺望が売りのラグジュアリーホテルでもデイベッドではないにしても家具をローソファーなど低めにして眺望を強調する作りのホテルは多いです。ひとつのトレンドかもしれませんね。 ホテルのデザインを手がけているのは、「ロックウェルグループヨーロッパ」
ニューヨークに本社がある建設設計事務所で、サテライトオフィスがスペインのマドリードにあります。プリンスギャラリー東京紀尾井町はこのヨーロッパチームが手がけています。
ニューヨークのチームは、日本のカプセルホテルからインスピレーションを受けたユニークなホテル「YOTEL」を手がけています。(マンハッタンにある三ツ星ホテル) そしてヨーロッパチームは スターウッドのデザイン性を重視した別ブランド「W」(日本展開なし)のW Hotel Paris-Opéra 等を手がけています。
ロックウェルグループは「ユニークでなきゃ!」そのため客室の色使いなどはやはり個性的。
個性が光るユニークなデザイナーズスイート
引用:公式サイト
日本では老舗で保守的なイメージのプリンスホテルが、ホテルのデザインをロックウェルグループに頼むのはかなり冒険だと個人的に感じています。(単にスターウッドの別ブランドホテルをたまたまロックウェルが手がけていたからかもしれませんが・・・)
日本の老舗ホテルは日本らしさを大切にしつつ、いい意味で壊していくクリエイティビティは必要なのかもしれません。
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ザプリンスギャラリー東京紀尾井町
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