今回はアンダーズ東京の客室についてです。

※アンダーズ東京の概要は前回の記事をご覧ください。

アンダーズ東京の客室の概要

アンダーズ東京は部屋数は全部で164室と少なめ。
限られたゲストのためのパーソナルな特別な空間です。

客室は虎ノ門ヒルズの47階〜50階。
都内でもかなりの高層階にあり眼下に広がる東京の景色が楽しめます。

スタンダードタイプの客室でも50平米ありゆったり広めの作りになっているのも特徴。

窓も大きく 実際の平米数よりもさらに広く感じます。

アンダーズ東京の客室について

47〜50階の超高層階に位置する164の客室。


パークビュールーム(50平米)

全体を通して共通しているのは、自然の素材を生かしたインテリアが心地よいこと。

そして、アンダーズ東京の売りのひとつは高層階からの眺望。


スタンダードなキングの客室(50平米)

景観に特化した客室はアンダーズ東京は皇居を見下ろすパークビュールーム、ベイエリアを臨むベイビュールーム、東京タワーが見えるタワービュールームがあります。


ベイビューツイン(50平米)

ベイビュールームからの眺望は、レインボーブリッジやお台場などの東京ベイエリア、さらに横浜方面まで見渡すことができます。

東京屈指の眺望がアンダーズ東京の大きなメリットのひとつです。

アンダーズ東京の客室のバリエーション

アンダーズ東京の客室の特徴。

特筆すべきバスルーム、眺望について。

シンプルでわかりやすい客室タイプ

客室タイプのバリエーションは良い意味で少なめでシンプルでわかりやすいです。

  • スタンダードタイプ
  • スタンダードを少し広くしたデラックスタイプ
  • 景観を重視したビュータイプの客室
  • スイート
  • デラックスのスカイスイート

上記のように展開されます。

スタンダードタイプのキング・ツインは無駄なものを排除した機能的な客室で夜は特にに外の景色が強調されます。


ツイン(50平米)

昼間は陽ざしがたっぷり降り注ぎお部屋の開放感は一層増します。


キング(50平米)

デラックスの客室は、 65平米でさらに広さがあります。


デラックスキング(65平米)

床から天井までの大きな窓からは東京スカイツリーや丸の内の街並みを一望できます。高所恐怖症の方は少し怖いかもしれませんね。

機能的なバスルーム

パークハイアットもグランドハイアットもお風呂に特徴があります。

部屋の中央部にバススペースが配置されていたり、広くで深いバスタブは 驚くほどの速さでお湯を溜めることができたりと、都内のハイアットはお風呂が気持ちが良いんですよね。

アンダーズ東京も広めのゆったりとしたバスタブで外国人ゲストにも好評です。

このタイプのバスタブは、アマン東京〜日本初のアマン星のや東京をはじめ最近開業のラグジュアリーホテルに多く、日本の高級ホテルのスタンダードになりつつあります。

バスアメニティも非常に特徴的。

地元の企業とのコラボで作られた製品。

ボディジェルは四季で違った香りが楽しめます。

  • 春:さくら
  • 夏:竹
  • 秋:稲穂
  • 冬:柚子

こだわりはそれだけではありません。

歯ブラシなどのアメニティ。

日本の四季をイメージした四色の箱に美しく収められています。

木箱には真田紐の粋なあしらい。

アンダーズ東京の客室の特徴 

客室は木のあたたかみと近代的なインテリアのコントラストがまさに高級ホテルの面持ち。

日系ホテルに比べて外資系ホテルはデザインが個性的でエッジが効いていることが多いです。

アンダーズもそうですね。

個人的には主張があって好きですが、泊まる時の気分によってホテルは使い分けたいところ。

「パークハイアット東京」「グランドハイアット東京」と比べてもアンダーズ東京はデザインが先鋭的。

また、客室内のミニバーのソフトドリン・スナックがおおむね無料であり「自分の家のようにゲストに寛いでもらいたい」というコンセプトを感じます。

なお、アンダーズ東京には24時間利用できる宿泊者専用ラウンジ「アンダーズ ラウンジ」があります。

ドリンクサービスがあり、カクテルタイム(18:00-20:00)はワインやカナッペも楽しめます。

超高層階で刻一刻と変わっていく東京の空を眺めながらアペリティフをいただくのも贅沢な気分に浸れることでしょう。

アンダーズ東京のお部屋の選び方

仮に、広さか夜景で客室を選択しなければいけない場合…

客室の広さでグレードを上げるよりは景観を重視するのが基本的に良いかと思います。


アンダーズスイート(125平米)


アンダーズ スイートは大きな窓からは皇居外苑の緑が一望できます。

3名などでステイする場合はこの限りではありませんが…

高層階に入居しているホテルなので夜景が確約できる部屋にしたほうがコストパフォーマンスは良いです。


タワービューキング50平米

これはどこのホテルにも通じる話なのですが見晴らしを売りにしているホテルの場合、部屋からの景観選びはとても大切。

スタンダードな客室で運が良ければ見晴らしの素晴らしい部屋になりますが、 そうならなかった場合は結構残念な思いをしたりします。


タワービューツイン(50平米)

はじめてのステイの場合、見晴らしの善し悪しでホテルの第一印象が決まってしまいます。

第一印象って人でも非常に重要だったりしますが、ホテルの場合、そう頻繁に泊まるものでないため印象を塗り替える機会がないのです。


パークビューキング(50平米)

本当は素晴らしいホテルなのに、それを体感することなく、第一印象の景観でそのホテルから足が遠のいてしまうのは ちょっぴり悲しいですよね。

もちろん理想は広さも景観も両方良い部屋に泊まることですが、どちらか選択しないといけない場合、そのホテルが売りが何か見極めることが大切です。

ホテルのデザイン

アンダーズ東京は都内屈指の美しい客室。
「本物」のお部屋がそこにはあります。

客室のインテリアを手がけたのはニューヨークを拠点として活躍しているデザイナーのトニー・チー氏
幼少時代、台湾の本格的な日本家屋で育った経験を持っているそう。

客室では和紙や無垢の木といった日本の自然素材が多用されています。

釘を全く使用せず、切子の一片一片で模様のひとつひとつを組み合わせ、手作りで作り上げられた組子細工であったり、桂離宮の松琴亭を彷彿とさせるような市松模様の家具など、日本人以上に日本文化や美意識を尊重しているのがよくわかります。

ちなみに氏は、今生きているデザイナーの中で世界一多くのホテルレストランを手がけています。


トニー・チー氏が手掛けた「オーク・ドア」(グランド ハイアット 東京)

某誌で「完全主義者でしっかりと感情を誘う強さを持った」と表現されていましたが、超個性的でエッジの効いたデザイナーです。

アンダース東京はドバイのホテルの高さ(height)には及びませんが、 都内では天空にもアートにも突き抜けているホテルといっても過言ではないはず。

プラン利用で40万弱のスカイスイート。広さ210平米。

アルコのランプがひとつの部屋に二台もある光景はなかなか無いです(笑)

グレードの割には高くなく、記念日におすすめと言えるでしょう。

部屋のバリエーションはシンプルですが、プランが豊富なので上手に使い分けたいところ。

チェックイン15時・アウト12時が基本ですが、プランによって異なるので 注意してください。

次回はアンダーズ東京のアンダーズ東京3〜レストランについてご紹介します。

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アンダーズ東京
東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ
地下鉄銀座線虎ノ門駅1番出口から徒歩約5分