今回はハイアット リージェンシー 京都 についてです。 2006年開業の外資系ホテルです。京都市東山区三十三間堂に位置します。この一帯は、平安時代の末期に当時の朝廷の最高権力者だった後白河法皇の院御所の「法住寺殿」があった場所です。歴史的な場所に建つこのホテルはもともとは1971年に開業した「京都パークホテル」でした。元の建物の構造を活かしながらも、現代的な高級ホテルとして改装されています。
ホテルエントランス
ハイアット リージェンシー 京都へのアクセス
ハイアット リージェンシー 京都はJR京都駅から車で約5分と大変便利な場所にあります。
最寄駅は京阪七条駅で、駅からホテルまでは徒歩で約5分です。 関西国際空港からのアクセスは特急はるかで約80分ほど。
東京からは東海道新幹線で約150分くらいです。
ハイアット リージェンシー 京都は周辺に観光スポットも多数あります。京都国立博物館や三十三間堂、智積院、養源院と隣接しています。
ハイアットリージェンシー京都のロビーも美しいです。着物の柄をモチーフにした細かい装飾がとても綺麗。和の雰囲気を感じる素敵な空間です。
ホテルから徒歩5分のところには去年開業した外資系ホテル「フォーシーズンズ京都」もあります。
ホテルはチェックイン14:00~24:00、チェックアウトは12:00です。駐車場は宿泊者一泊あたり1,500円。駐車時間はチェックイン時間等と合わせ 14:00~翌12:00までとなっています。(以降30分毎に200円)
屋内駐車場 71台、駐車場スペースは車長 5.0m 車幅 2.5m 車高 1.9m です。バレーサービスは行なっていません。
ハイアット リージェンシー 京都の客室
ハイアット リージェンシー 京都の客室は全187室。京都らしい5階建の低層ホテルですが、お部屋の数は比較的多めで宿泊しやすいホテルです。
コンテンポラリージャパニーズをコンセプトにした客室は、和の伝統美と西洋の機能性を併せ持つ居心地のいい空間に仕上がっています。障子からはやわらかな光が差し込み、お部屋の柔らかいブラウンカラーと相まってハイアットリージェンシーらしい温かみのある雰囲気です。
客室はシングルユースも可能な28平米のコンパクトな客室から60平米程度のデラックスルームが中心です。外資系高級ホテルにしては比較的お部屋は小さめです。
ゲストルームツイン(28平米)はコンパクトでありながら機能性を有した宿泊しやすいお部屋です。壁には着物の古布を使用したアートワークが見られます。全室異なるしつらえです。
日本旅館のような落ち着きのある空間。ツインは120cm幅のベッドを2台配しています。ベッドは「世界のベッド」と称されるアメリカ・シモンズ社製です。どんな寝方でも体をホールドするしっかりとしたマットレスが特徴。
こちらはキング(28平米)のベッドエリア。タペストリーの色合いでお部屋の面持ちもだいぶ変わってきますね。
客室のAV設備ですが、スタンダードルームには、32インチの衛星フラットスクリーンTVとDVDプレーヤーが完備されています。
無料のミネラルウォーターも2本用意されています。インターネットは全室無料です。
全室に完備されているタブレットでルームサービスや客室係へのリクエストが可能です。
バスルームは広々としています。御影石を使ったバスルーム、パウダールームは和の雰囲気があります。木目の色調とのコントラストもやわらかく、くつろぎの印象。
全室洗い場付きバスなので、スペースがあり使いやすいです。
ハイアットリージェンシー京都のバスアメニティはカナダのラグジュアリースパブランドのPHARMACOPIA(パーマコピア)です。
植物性の成分と自然の優しい香りが特徴のアメニティです。世界のラグジュアリーホテルでも採用されている高品質なプロダクトです。アロマセラピーをベースにしているブランドなのでナチュラルな香りで男性も抵抗なく利用できます。
www.pharmacopia.com/
こちらはホテルでスタンダードなお部屋となるデラックスルームです。庭園に面し、窓からは緑が見え、くつろぎの空間に。ゆったりとしたソファがおかれています。
ソファのかわりにチェアとオットマンのある客室もあります。都会の喧騒から離れ、しっとりと落ち着いた悠久の時を感じるお部屋。
こちらはキングのデラックスルーム。
デラックスバルコニールーム(60平米)は最上階5階にあるゆとりあるお部屋。
大きなバルコニーからは博物館や日本庭園などを見渡せます。
デラックスバルコニールームのバスルームもデラックスです。ヒバの木の大きなお風呂です。窓から景色を眺めながらゆったりくつろげるバスルーム。
ホテルの日本庭園。新緑の時期は緑が美しいです。
これからの時期、京都は紅葉が見ものですが、庭園の草木も色づきます。夜のライトアップも風情を醸し出し素敵。
春には桜。ホテルのいたるところから庭園の自然を楽しめるので四季折々違う表情を見ながらお茶をするのもいいです。
こちらはリージェンシー エグゼクティブスイート(70平米)
大きな窓からは庭園を見渡すことができます。和洋室タイプのスイートで、和室には掘りごたつもあります。躙り口(にじりぐち)など茶室特有のしつらえもあり、和の風情を感じるスイートは外国人にも人気です。
デラックスがデラックスバルコニールームになると料金は倍近く変わってきます。設備やアメニティはあまり変わらなく、リージェンシークラブ(エグゼクティブラウンジ)も京都のここはないので、普通のデラックスルームがコストパフォーマンス的には一番いいです。
また、部屋指定なしの格安プランには少し注意が必要です。お部屋の位置により雰囲気ががらりと変わることがあります。利用する場合はコメントでなるべく位置的にいいお部屋をなどと、リクエストは入れておいたほうがいいですね。
次回はハイアットリージェンシー京都のレストランとその他施設についてお伝えします。
予約・空室検索
ハイアットリージェンシー京都
京都府東山区三十三間堂廻り644番地2
最寄駅
七条駅(徒歩約7分)