今回はホテル龍名館お茶の水本店 についてです。
ホテル龍名館お茶の水本店の概要
ホテル龍名館お茶の水本店は明治32年(1899年)に旧名倉屋旅館の分店として「旅館龍名館本店」の名で創業されました。
現在はたった9室の高級ホテルです。12歳未満の子は利用できず、大人のためのホテルとして多くのリピーターに愛されています。
ホテルのフロント
ホテルは「東京の和」をコンセプトにしています。江戸の伝統的な色とされる群青色をカーペットに取り入れるなど、日本古来の美と現代の東京の都会的で斬新な美意識を融合したデザインが美しいホテルです。また、館内のいたるところに旅館時代のデザインモチーフが使われており、歴史を感じます。
明治、大正、昭和、そして平成と、歴史を駆け抜けてきたホテルには、創業時からこの地に根を下ろす槐(えんじゅ)の木があります。関東大震災で焼けこげてしまったものの、翌年、新芽を息吹き、今もなおその姿を本店敷地内で見ることもできます。
ホテル龍名館お茶の水本店の料金は朝食付きで一泊50,000円程度です。朝食はお部屋出しです。都心にいながら旅館にいるかのようにゆったり過ごせます。
ホテル龍名館お茶の水本店へのアクセス
ホテルは都心にあり、アクセスは多くの路線からアクセス可能です。
JR中央・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口から徒歩3分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B3a出口より徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線「淡路町駅」B3a出口より徒歩3分
都営地下鉄新宿線「小川町駅」B3a出口より徒歩3分
都内を動きやすく、観光やビジネスにとても便利なロケーションです。ホテル周辺は有名大学や歴史的な場所も多いため散策も楽しいエリアです。また都心ですが緑も多いエリアでもあります。
駐車場は宿泊者一泊あたり2,000円です。屋外駐車場で3台しか止められません。予約制です。駐車時間は12:00~翌15:00(以降30分毎に300円)、バレーサービスはありません。
ホテル龍名館お茶の水本店の客室
全9室という贅沢なゲストルームは、すべてが50平米を超えるジュニアスイート仕様です。インテリアは落ち着いたモダンジャパニーズ。旅館時代の面影を日本の伝統工芸などでデティールに盛り込み、ただのモダンなスタイルなだけでなく、ホテルの歴史と伝統を感じます。明るい木の色調とカーペットの群青色がホテル龍名館御茶ノ水本店の世界観を演出しています。
チェックインは15:00~24:00チェックアウトは12:00。客室はすべて禁煙です。インターネットは無料です。
ジュニアスイート和楽 コンフォートツイン(禁煙)広さ52.0平米、
ホテル南側に位置する畳の和洋室。ローベッド仕様で使いやすく外国人ゲストにもおすすめ。ホテルではコンパクトな客室ですが50平米越えで、パークハイアット東京のスタンダードルームと同じサイズの広さですね。
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ジュニアスイート和楽 ツインは広さ53.1平米、南側の畳の和洋室。ホテルに2部屋あります。
コンフォートツインよりも少し広め。このホテルの中ではカジュアルな客室タイプ。畳なのでゆったりとリラックスできますね。
ワンルームで使いやすく居心地のいい客室です。
ホテル龍名館お茶の水本店のお風呂について
ホテル龍名館お茶の水本店 バスルームは都内では珍しい陶器風呂です。信楽焼きの陶器でできた浴槽です。信楽焼は日本六古窯のひとつにも数えられており、平安時代からの歴史をもつ伝統的な焼物です。
タオルは今治タオルが用意されています。水分をよく吸収し手触りの良さは有名
信楽から出土する陶土には、微量の「ラジウム鉱石」が含まれており、体を温める効果のある遠赤外線と、リラクゼーション効果のあるマイナスイオンが放射されています。
たっぷりとお湯を張った浴槽に体を浸すと疲れを癒してくれます。日本特有の風呂文化感じられるのもこのホテルの特徴です。
女性用化粧品は「MIKIMOTO COSMETICS」です。女性は嬉しいです。緑茶成分のヘアアメニティ「トリプルC」を採用。ホテルには緑茶をコンセプトにしたレストランがありますが、アメニティでも使われています。
各部屋にはネスプレッソマシンが完備されています。東芝REGZA 40inch液晶テレビ、Blu-rayプレイヤー、Bluetooth対応オーディオプレイヤー加湿機能付き空気清浄機、デスクライト「STROKE」、体重計、ミネラルウォーターなどアメニティは充実。
ジュニアスイート和楽 コーナーツインは南側の中で一番広い客室。
広さ61.9平米です。角部屋なので2方向の眺望を楽しめて開放感があります。
面持ちが星のや東京に似てますね。ご飯の美味しさなどでもホテル龍名館お茶の水本店は定評があります。星のや東京は天然温泉がありますね。両方宿泊してみるのも楽しいです。
ジュニアスイート縁寿 ツイン(禁煙)53.1平米、こちらは和洋室です。
なお、ベッドのマットレスは180年以上寝具を作り続けた株式会社イワタの「LARKOWL」を導入しています。高級天然毛を用い、夏は蒸れにくく冬は暖かい眠りの環境です。星のや東京も日本ベッドを採用していますが、こちらも日本製です。寝心地のよさは定評があります。
ジュニアスイート縁寿 コーナーツインは広さ59.8平米で北側で一番広い和洋室です。
窓から見える緑にも癒されます。 龍名館創業時代の帳場の障子の姿をインテリアに遺して、伝統を感じながらも、ふっと心がほどけるような和みを感じる客室です。
ホテル龍名館お茶の水本店はすべての客室がゆったりとしたしつらえで居心地がよいのでルームサービスを利用してのインルームダイニングもおすすめです。
ランチ 11:00~14:30 ディナー 7:30~22:00 ドリンク 11:00~22:00
ホテル龍名館お茶の水本店の朝食
隠れ家旅館のようなホテル龍名館御茶ノ水本店。ホテル特製の和朝食がとても人気があります。部屋出しスタイルで提供されます。お部屋で愉しむゆったりとした贅沢な朝のひとときを過ごせます。
朝食は館内のレストラン「GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の料理長が手掛けています。龍名館に宿泊者の為だけに用意したこだわりの朝食で、ホテル龍名館お茶の水本店の食のおもてなしを堪能できます。
・龍御膳:3,300円(税金・サービス料込)
・おにぎりのあさげ:1,760円(税金・サービス料込)
・パンのあさげ:1,760円(税金・サービス料込)
AM7:00~AM10:00
ホテル龍名館お茶の水本店のレストラン
ホテル龍名館お茶の水本店には緑茶をコンセプトにしたレストランがひとつあります。ホテルの朝食などはこちらで作られています。テラスを備え、近隣のサラリーマンなども訪れるオープンな雰囲気で、素敵です。
GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU
日本茶の素晴らしさ、楽しみ方を伝えられる、「お茶のあるおもてなしの食風景」をお届たいという思いから生まれたレストランです。100年以上、お茶の水で飲食店を営業してきて、何か地域に貢献する場所でありたいという願いも込められている素敵なレストランです。
様々な種類のお茶やお茶をベースにしたヘルシーなドリンクやアルコールがあります。
なお、日本茶は茶器も選べて楽しいです。
お料理は和食ベースでお茶を取り入れたメニューが並びます。お味は普通に美味しく、「茶を食す」というユニークなコンセプトを楽しむのに一度利用する価値はあると思います。
食べログ
ホテルのその他の施設
宿泊者限定ライブラリースペース
ホテル龍名館お茶の水本店が位置する神田・お茶の水は、文化の足跡が残る東京の中心地です。神保町は、古書で有名です。神保町の雰囲気をイメージしたライブラリーで、ホテルのスタッフが選りすぐった旅行をより楽しむための書籍や、日本の魅力が詰まった書籍を楽しむことができます。
ホテルのその他の設備
早く到着したゲストのためのシャワーブースがあります。珍しいですね。長期滞在のゲストのためのランドリー設備もあります。チェックインの際にはティーカウンターで作る淹れたてのお茶を頂くこともできます。まるで友人の家にに招かれたように寛げる、温かいおもてなしがあります。
ホテル龍名館お茶の水本店のまとめ
ホテル龍名館お茶の水本店は都心にある隠れ家のような高級ホテルです。陶器風呂や客室アメニティは充実度が高く客室の居心地がいいのが特徴です。また朝ごはんが美味しいことでも有名。歴史がありながらも独自のスタイルで現代的にアップデートしているのがちょっとかっこいいホテルですね。
知る人ぞ知るホテルでリピーターも密かに多いのですが、たった9室しかなくサービスも行き届いており満足度はとても高いホテルです。
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ホテル龍名館お茶の水本店
03-3271-0971
東京都千代田区神田駿河台3-4
最寄駅
新御茶ノ水駅 淡路町駅 小川町駅など
B3a出口から徒歩1分