今回はクロスホテル大阪 についてです。「ミシュランガイド京都・大阪」8年連続掲載されているシティホテルです。大阪の中心地の御堂筋に面し、ミナミの中心「戎橋」から歩いて30秒という絶好のロケーションにあり、ビジネスや観光に大変便利です。
クロスホテル大阪はスタイリッシュなデザインでコンパクトながら快適性の高い客室が特徴です。
最近のこだわりがあるビジネスホテルの延長線上にあり、ラグジュアリーホテルの一歩手前にあるようなホテルで1〜2人のちょっと贅沢なビジネスユースや観光などに最適です。
クロスホテル大阪の概要
ホテルの外観
クロスホテル大阪は実は建物は古いです。1979年に「ホリデーイン南海大阪」として開業し、オリックス不動産が2006年に運営会社の全株式を取得し「ホテルリーヴァ南海」として約1年運営していました。
そして2007年にリブランドし今の「クロスホテル大阪」となりました。ホテルのネーミングの「クロス」は人や文化が交差する「クロス」をイメージしてつけたもの。
クロスホテルは2017年現在日本に2箇所あります。もうひとつは札幌にあります。札幌は気候がネックで実はラグジュアリーホテルがひとつもないのですが、そんな中クロスホテル札幌 はデザイン性があり快適な現代的なホテルとして、札幌滞在のいい選択肢になります。
クロスホテル大阪の料金は、一泊25.000円くらいが平均です。東京、芝にある「セレスティンホテル」にグレードやホテルの立ち位置が似ています。
ホテル ザ セレスティン東京芝(セレスティンホテル) – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
セレスティンホテルはシングルユースのエグゼクティブなどにも人気があるホテルですが、今秋リブランドしグレードがアップし京都と銀座に新しいセレスティンホテルがオープンします。
「ホテルザセレスティン」は、クロスホテル大阪よりはデラックス感は強いですが、少人数向きのミニマルなホテルで、系統的には同じです。
ホテル ザ セレスティン銀座 – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
ホテル ザ セレスティン京都祇園 – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
またクロスホテル大阪は、スタイリッシュなデザインは去年開業した表参道のTRUNK HOTEL(トランクホテル)にも少し似ています。今時のホテルということですね。
TRUNK HOTEL トランクホテル – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
クロスホテル大阪へのアクセス
【電車の場合】
クロスホテル大阪の最寄駅は地下鉄御堂筋線「なんば駅」です。14号出口から徒歩約3分です。近鉄奈良線(阪神なんば線)「大阪難波駅」東出口からも同じくらいです。
御堂筋線の「心斎橋駅」からもアクセスできます。4-B号出口からホテルまで徒歩約5分です。
新大阪駅からの所要時間は約15分ほどで出張の際も便利です。(なんば駅下車)
【空港からのアクセス】
関西国際空港(関空)からは 南海線空港特急「ラピート」で南海なんば駅まで約40分
大阪国際空港(伊丹)からは大阪空港バスで約30分(なんば下車)です
クロスホテル大阪の駐車場
ホテルの駐車場は宿泊者一泊あたり 2,500円です。屋内、機械式(車長 5.0m 車幅 2.0m 車高 2.0m )で収容台数は40台と少なめです。バレーサービスはありません。
なお駐車場の予約は受け付けていないのでご注意ください。駐車時間は14:00~翌日12:00まで(以降30分毎300円)なお、夜0時~朝6時は出入庫ができません。
クロスホテル大阪の客室
エグゼクティブフロア ダブルルーム(24平米)
クロスホテル大阪は全229室と客室数はかなり少なめです。客室フロアはコンフォートフロア(低層階)クロスフロア(中層階)エグゼクティブフロア(最上階)に分かれます。
喫煙、禁煙ルームがあり、インターネットは全室無料です。高さがないホテルで、眺望は期待できませんが、ダブルルームツインルームからは御堂筋側が見えます。(一部見えない客室もあります。)シングルルームは御堂筋と反対側に客室があるので見えません。
チェックインは14:00〜24:00、チェックアウトは12:00です。なおクロスホテル大阪はデイユースは行っていません。
ルームサービスはなく、お部屋の冷蔵庫に飲み物も入っていません。夜間の到着や早朝のご朝食などはご注意ください。自販機は各フロアにあり、コンビニはホテルのそばに多数あります。
クロスホテル大阪は少人数向けのホテルです。
大人4人以上で宿泊可能なファミリールームはなく、1人〜2人向けの客室がほとんどです。ただ子供向けのアメニティなどは用意がしてあり、それがとても可愛らしいです。
ベッドガードなどもあるので小さいお子さんとの宿泊もしやすいと思います。
クロスホテル大阪は全室、足が伸ばせるゆったりとしたバスタブを備えています。バスルームが快適だと滞在の満足度がぐっとあがります。
お子さんとの滞在にも大きめバスは助かります。ただホテル自体が大人向きのホテルなので、泣き声などは気を使ってしまうかもしれません。
クロスホテル大阪のスタンダードルーム
クロスホテル大阪のスタンダードな客室は、白を基調にしたクリーンなお部屋です。フロアごとにアクセントカラーを効かせたシックなデザインです。
コンフォートフロア
コンフォートフロアは6〜11階の低層フロアです。24〜27平米のダブルルーム、ツインルームがあります。ホテルで最も数が多いお部屋タイプです。シングルルームもあります。
コンフォートフロア スーペリアダブルルーム(27平米)
ベッドはラグジュアリーホテルが多く導入しているシモンズベッド。160cm幅のゆったりとしたベッドで一人での滞在ならかなりゆったりと贅沢な眠りを楽しめます。
クロスフロア
クロスフロアはホテル12〜13階に位置します。客室の広さや設備はコンフォートフロアと変わりません。
コンフォートフロアはブラックなどシックな色合いでしたが、クロスフロアはもう少し柔らかい印象です。
バスアメニティはクロスフロア専用の「L’OCCITANE(ロクシタン)」を採用しています。ロクシタンは高級ホテルが多く取り入れているアメニティで、自然な香りは男女問わず気持ち良く使えます。
エグゼクティブフロア
客室フロア最上階14階は特別フロアのエグゼクティブフロアです。通常フロアと同じ広さのゲストルームからスイートルームまで揃っています。
高級感のあるフロアで、エレベーターを降りるとホテルオリジナルのアロマの上質な香りに包まれます。 都会の喧騒を離れた寛ぎの空間です。
エグゼクティブフロアのダブルルームです。広さは24平米。エグゼクティブフロアになるとベッドスローがかかり、より高級感のある雰囲気になります。
ネオトレビエのコーヒーメーカーや、ハンドメイドのナカタハンガーなど、エグゼクティブフロアのアメニティはこだわりのものが用意されています。
バスルームはもちろんセパレートタイプで洗い場付き。バスエリアはゆったりとスペースを取っており使い勝手が良いです。
エグゼクティブフロアのバスアメニティはフランスのオムニサンスです。
客室にはホテルオリジナルのバスソルトも用意されています。バスソルトはお土産としても人気があり、ホテルのショップで購入できます。
「桜ルーム」
エグゼクティブフロアにはレディースルーム「桜ルーム」があります。「Total Self Beauty」をコンセプトにアメニティから間接照明までホテルに寄せられた女性の声をもとにつくられたデザインされた客室です。
バスアメニティは大人気の「SUNDARI Paris」(スンダリ)のものが用意されています。SUNDARI (スンダリ)はサンスクリット語で「美人」を意味します。最高級の天然素材を使ったブランドで、パリの有名ホテルなどでも採用されている高級アメニティです。
室内や浴室の照明は「シャープ さくら色LED照明」のシーリングライト採用しています。客室内には「シャープ プラズマクラスターイオン発生器」2種設置して空気もクリーンです。ネオトレビエのコーヒーメーカーもあり、自分の時間をゆったり過ごせます。ヴィダルサスーンのヘアアイロンがあるので髪を巻くのも便利。
桜ルームバスルームです。洗い場付きバスで利用しやすいです。
もちろんクロスホテル大阪オリジナル入浴剤「onsen no moto」(温泉の素)もありゆったりバスタイムを過ごせます。タニタのヘルスメーターもあり、日々のチェックもしっかりできます。
スイート
スイートは2タイプです。
ザ・クロス スイートジュニア(48平米)は手軽に利用できるスイートルームです。
バスルームはシャワーブース付きで快適。洗面台もダブルシンクでゆとりがあるので、かなりリラックスした気持ちのよい滞在ができます。
クロスホテル大阪の最上級のお部屋がクロススイート(103平米)です。
8人掛のテーブルやバーカウンターを設え、ゆったりとしたソファや52インチ液晶テレビがあり、自宅にいるかのようにゆったりと、思い思いに過ごせます。
アニバーサリーなどで、大切な方とのステイも素敵ですが、ホームパーティなどにも最適。
バスルームはジェットバス完備していて快適。心身共にリラックスできる広々としたバスルームです。
www.crosshotel.com/osaka/
バスアメニティは「omnisens Paris」(オムニサンス)、ロクシタンのアメニティ
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはPOLA(ポーラ)のアロマエッセが用意されています。ホテルオリジナル入浴剤の「onsen no moto」(温泉の素)ももちろん用意されています。
クロススイートのベッドルームです。
クロスホテル大阪の朝食
クロスホテル大阪は朝食に力を入れています。ホテル3階のレストラン「グラマラス・クロス」で100種類以上・和洋ビュッフェが提供されます。
ホテルの朝食は宿泊者専用なので、朝の陽光を感じる店内でゆったりと頂くことができます。
2017年春にリニューアルした朝食「CROSS STYLE BREAKFAST」は「季節のスムージー」とテーブルオーダーメニューを選ぶところからはじまります。
燻製ベーコンとベアルネーズチーズでグラティネした「エッグベネディクト」など以下全6種類があります。
=Food Menu=
1.アメリカンスタイルフライドエッグ
2.フレンチスタイルスクランブル
3.エッグベネディクト“クロスホテルスタイル”
4.クラムリゾット ジャパニーズスタイル
5.中華粥(干し貝柱・干しエビ・葱・生姜)
6.アメリカンパンケーキベーコンメイプルシロップ
通常ブッフェはフレッシュサラダ、温菜や冷菜、パンやコーヒーといった洋食中心です。卵焼きなどほっとする和食の定番メニューなども並ぶので朝は和食派の人も安心です。
朝食 7:00 ~ 10:00
大人 2,700円 (消費税・サービス料込み)
クロスホテル大阪のレストラン
レストラン GLAMOROUS-X(グラマラス クロス)
3F
営業時間 朝 7:00 ~ 10:00 ランチ 11:30 ~ 15:00
ランチ 3,000円~
完全禁煙
サービス料なし
ドレスコードなし
クロスホテル大阪のダイニングは朝とランチ営業だけです。明るく開放的な店内は清潔感があり、ゆったりしています。美味しいのにお席に余裕があることも多く、このエリアの穴場です。
ランチバイキングは100種類ものお料理が並びますが、特にお野菜が豊富です。旬のものや珍しいフレッシュな野菜が多く並び、トッピングやドレッシング、ソースの種類が豊富です。女性に特に人気です。器もかわいいものも多いです。
パスタはテーブルまで持ってきてくれます。お肉などもジューシー柔らかくて美味しいです。パンは天然酵母のものがあるのが嬉しいです。お店はテラスもあり気候が良いときには気持ちがいいですね。カジュアルですが品があり、サービスも安定感があり、おすすめのレストランです。
BAR SEAGULL (バー シーガル)
3階
営業時間 17:00 ~ 24:00
予算 4,000円~
全席喫煙可
サービス料別途
チャージ料 500円
ドレスコードなし
ホテルのバーですが、使い勝手のよいミナミのバーとしてビジター利用も多いです。窓際で景色を眺めて過ごせたり、テーブル席も豊富です。女性スタッフが多くドリンクの質はまずまずですが、食事は意外と美味しいです。こちらもテラスがあり、夜風にあたりながら飲むのもいいです。スタイリッシュなバーで女の子を連れて行くのにもおすすめです。
ホテル1階には「TABLES-CAFE(タブレスカフェ)」があります。
女子会や一人でもゆったり過ごせます。パンケーキやガレットが美味しいです。サラダバーがついたランチも人気があります。
営業時間 9:00~22:00 分煙 67席 予算1,000円から
地下1階には、チェーン店の「ライム」というお店が入っています。
チーズフォンデュやバーベキューなど洋食メニューが揃う200席の大型レストランで、パーティプランも豊富です。サラリーマンの打ち上げなどに使い勝手がいいお店です。
営業時間 18:00〜24:00
クロスホテル大阪のまとめ
クロスホテル大阪は、一人二人での宿泊に特におすすめのホテルです。出張なら出張費プラスαでちょっといい滞在をしたい方向けです。女性の一人ステイにもおすすめ。アメニティが充実しており、息抜きにもぴったりです。デイユースはありませんが、カジュアルにさっと泊まれるスタイリッシュなホテルです。
「大きいホテルよりはプチホテルが好き」「デザイン性があるホテルが好き」という方には特におすすめです。
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