今回はホテル エミオン 東京ベイ
ホテルエミオン東京ベイの概要
ホテルエミオン東京ベイは2005年開業です。不動産業のスターツグループが運営しているホテルです。ホテルは21階まであり高層階からの眺望も楽しめるのも特徴。そしてここはサービス料を取らないホテルです。
子供との宿泊に最適な客室
またこのホテルはファミリー向きのお部屋を数多く揃えています。特に「キッズプレジャールーム」は「ウェルカムベビーのお宿」認定のお部屋です。
「ウェルカムベビーのお宿」とは、子供服で有名な「ミキハウス」の関連企業である「ミキハウス子育て総研」が認定しているもので、100項目でホテルや旅館を審査し、子供と過ごしやすい施設に与えられる称号です。
後述の「キッズプレジャールーム」はこの基準をクリアした特に子供と過ごしやすい客室となっています。
ディズニーパートナーホテルの特典
また、ホテルエミオン東京ベイは、「ディズニーパートナーホテル」として宿泊すると次の特典を受けることができます。
・東京ディズニーリゾートまでの無料送迎バスを利用できる
ホテルエミオン東京ベイから東京ディズニーランド、東京ディズニーシーまでの無料の送迎バス「東京ディズニーリゾート・パートナーホテル・シャトル」を利用することができます。
ホテルエミオン東京ベイからパークまでは約15分です。アクセスはスムーズです。帰りもホテル前までバスで帰ってこられるのでとても楽です。
・東京ディズニーリゾートのパスポートをホテルで購入できる
ホテルエミオン東京ベイで、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのチケットを購入できます。ホテル1階で販売されています。なお購入ほてホテルエミオン東京ベイ宿泊者のみ可能です。
1DAYパスポートはオープンチケット(日付・パーク指定なし)のみの取り扱いです。パートナーホテルは入園保証の特典がありません。このチケットだと万一混雑などによりパークに入場制限がかかると入園することができないのでご注意ください。
マルチデイパスポート(2DAY~4DAY)を購入すると入園保証を受けることができます。
・パッケージデリバリーシステムを利用できる
JR舞浜駅のディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」1階のカウンターで荷物を預けてホテルで受け取ることができます。有料です。このサービスを利用するとわざわざホテルに荷物を置きに行く必要がないため朝からパークで遊ぶことができます。
受付時間 パーク開園1時間前〜15:00
料金 荷物2個まで500円(税込)追加1個ごと100円(税込)
ホテルエミオン東京ベイの料金
ホテルエミオン東京ベイの料金は一泊2名で20.000円程度が標準です。格安プランを利用すると一人6,000円程度から宿泊可能です。
朝食付きになると一人2,500円程度料金がアップします。格安プランに登場しない人気のある客室「エミリオンルーム」や「キッズプレジャールーム」などは一室40,000円程度(18,000円/人〜)です。
ホテルエミオン東京ベイへのアクセス
電車の場合
ホテル エミオン東京ベイの最寄駅は「新浦安」駅です。駅から徒歩約7分。隣駅のJR「舞浜」駅から東京ディズニーランドにあるバスターミナルから無料シャトルバスも出ています。バスはホテルのエントランスに到着するので
小さな子供がいたり、天気が悪い時、荷物が多い場合はバスは特に便利です。
車の場合
東京方面から首都高速湾岸線「浦安」出口から約4分です。
首都高速湾岸線「浦安出口」から国道357号線へ合流します。
約2.5km直進し、「新浦安駅・入船」方面の標識で左折します。ループ状の高架道路に上がり、県道242号線へ合流し、JR京葉線のガードをくぐり抜けると、約600mでホテルエミオン東京ベイです。
千葉方面からは、東関東自動車道「湾岸市川」出口から約12分です。
関東東自動車道 湾岸市川出口から国道357号線へ合流します。約6kmほど直進後、「新浦安駅・入船」方面の標識で左折、県道242号線へ合流します。
JR京葉線のガードをくぐり抜けて約600mでホテルに到着します。
ホテルエミオン東京ベイからパークまで
ホテルエミオン東京ベイから東京ディズニーランド、もしくは東京ディズニーシーまで車での所要時間はいずれも約12分(約4.5km)です。
ホテルからパークまでの無料シャトルバスの利用が便利です。
ホテルエミオン東京ベイの駐車場
ホテルエミオン東京ベイの駐車場の料金は、宿泊者一泊あたり1,000円(一台)です。(通常料金 200円/30分)
駐車時間は入庫から24時間までです。駐車場は屋外で収容台数は190台です。バレーサービスはありません。
2泊の場合、48時間までは2,000円です。3泊以上は一律3,000円です。
なおホテルエミオン東京ベイには「仮チェックイン特典」があります。
正午までにチェックイン手続きをすると1泊30時間まで1,000円(1台)で駐車可能です。この特典ははじめの一泊のみの適応です。
ホテルエミオン東京ベイの客室
ファミリー6(67平米)
ホテルエミオン東京ベイの客室は、全380室と少なめです。客室タイプは12タイプでバリエーション豊富です。40平米〜60平米の広くゆったりとした客室が多いのが特徴です。テラス付きの客室も多いです。
ホテルエミオン東京ベイの客室の特徴
和洋室Aタイプ(57平米)4~5名向きのお部屋
ホテルエミオン東京ベイは、全室洗い場付きのバスルームが特徴です。
洗い場付きバスルームは、特に小さいお子さんがいると便利です。
客室はすべて禁煙です。インターネットは全室無料で利用できます。
眺望はパークサイド、ベイサイド(海側)があります。パークサイドでもパークの中は見えません。客室は3〜21階の高層階まであります。
なおこのホテルは、クラブフロアやラウンジはありません。スイートルームはありますが、客室のグレードの高い低いはほとんどなく、ほぼ部屋の広さに比例し料金が変わります。アメニティなどもほぼ統一されています。
ホテルエミオン東京ベイの子供向けアメニティ
ホテルでは、以下の備品を貸し出ししています。
ベビーベッド、ベッドガード、補助便座(子便座)、おむつバケツ、おねしょパッド、湯温計、体温計、ベビーカー等
子供用のルームウエアは身長130cmサイズと身長150cmサイズがあります。ウエアは7部丈のため、130cm未満の子でも利用できます。
子供用3点セットとして、「上記ルームウエア、子供用スリッパ、歯ブラシ」があります。当日客室係りに連絡して用意してもらうこともできますが、上記備品で借りたいものがある場合は、数に限りがあるものもあるので、宿泊前日までにリクエストをしておくと安心かもしれません。
最もスタンダードな客室
ホテルエミオン東京ベイの最もリーズナブルな客室は、 スタンダードルーム(28平米、37平米)です。3~12階に位置します。
クリーンでシンプルなデザインのゲストルームです。バストイレは別です。2名 9,259円~とリーズナブルな料金からプランは数多く出ています。
和室(30平米)は3~4階に位置します。
シティホテルでは「ジャパニーズスイート」 としてグレードの高いスイートで和室があるホテルは多いですが、スタンダードルームで「和室」があるのは非常に珍しいです。
お布団で寝るお部屋で、1〜3名で宿泊できます。和室はベッドから落ちる心配がないので、お子さんのいるご家庭は特に使いやすいですね。バスルームは他の洋室同様、洗い場付きバス、トイレと分離しており、使いやすいです。
格安プランで一泊2名で10,000円以下からプランがあります。
リラックス テラスルームはおすすめのお部屋です。56平米と広々としており、13階〜21階の高層フロアというロケーション、お風呂はビューバスといい条件が揃っています。
リラックステラスルーム(56平米)
一泊2名で16,000円程度からプランがあります。コストパフォーマンスの高い客室です。
コーナーテラスルーム(44平米)もスタンダードなお部屋です。
角部屋で窓が多く開放的な雰囲気の客室。テラス付きでゆったりとしています。
人気の客室
以下の客室はホテルエミオン東京ベイで人気があるお部屋です。一休、楽天トラベル、じゃらんなどのプランに登場しますが、他の客室に比べディスカウント率は低いです。
エミオンルームツイン(54平米)・・・定員は1〜3名のお部屋です。
www.hotel-emion.jp/
13〜20階の高層階に位置します。バルコニー付きで、バスルームは大きな丸い円形ブロアバスがあります。バスタブに浸かりながら外の風景を眺めることができロマンティックです。シャワーブースは独立タイプで快適です。
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ベッドは他の客室のものよりも10センチ広い120センチ幅なのも特徴です。料金は一泊2名で40,000円以上ですが、通年人気がある客室タイプです。予約は早めがおすすめです。ダブルのお部屋もあります。
キッズプレジャールーム(34平米、39平米)・・・子供との宿泊をメインに作られた客室です。Aタイプ(34平米)Bタイプ(39平米)があり、どちらも定員は大人1〜2名です。
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壁一面(200x200cmもしくは200cm×300cm)が大きなお絵かきボードになっているのが楽しいです。数年前に閉鎖されてしまいましたが、東京・青山の「子供の城」に部屋中にお絵かきができるお部屋がありましたがそれを思い出します。
床材は柔らかく、裸足で歩き回っても快適な素材を採用しています。ベッドはローベッドのため、落ちる心配がありません。
電子レンジや空気清浄機、湯沸かしポットもあり、利便性、安全性、衛生面等トータルで配慮された、子供と過ごしやすいスペシャルな客室です。
キッズプレジャールームは、「一休」や「楽天トラベル」のプランには出てこないことが多いです。「じゃらん」にプランがあることが多いです。上記「エミオンルーム」同様、ディスカウント率は低く、一泊2名で40,000円程度〜のプランが多いです。
大人数(4名以上)向きの客室
以下2タイプの客室を紹介しますが同じような客室パタンがいろいろあります。選び方は後述の「客室選びのポイント」をご参照ください。
ファミリー6 は大人サイズのベッドが4台あるフォースルームです。
ファミリー6(67平米)
明るい木材を使用した清潔感のある客室に、赤のベッドスローがポイントのお部屋です。広さはゆったりとした67平米で13~22階の高層階に位置します。
4~6名で宿泊できるので、グループや3世代での宿泊などにも便利です。リビングとベッドルームが分れているスイートタイプの客室なので、家のようにゆったりとくつろいで過ごすことができます。
洗い場付のバスルームからは外の景色が見えます。独立タイプのシャワーブースで周囲を気にせずシャワーできます。 洗面台はダブルシンクで二人同時に身支度ができるのも使い勝手がいいです。
和洋室タイプは57平米と60平米の客室で最大6名まで宿泊できます。
和洋室Bタイプ(60平米)
13~21階に位置し、バルコニー付きでゆったりしています。こちらも洗い場付きバスルーム、独立したシャワーブース、ダブルシンクでバスエリアは機能的で快適。上記ファミリー6も和洋室タイプもそれ以外の大人数部屋も一人5,000円程度で宿泊できます。
スイート
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ホテルエミオン東京ベイの最上級の客室はエミオンスイートです。 室内は108平米で40平米のテラスには屋外ジャグジーがあります。
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地上80mの高さからの夜景を見ながら優雅なバスタイムを過ごせます。もちろん室内には広々としたバスルームがあります。
リビングルーム、ベッドルームは独立しており、第二の我が家のようにゆったりとくつろげるスイートです。定員は2名、ベッド幅はエミオンルーム同様120cmで広々としています。ツインタイプです。
ホテルエミオン東京ベイの客室の選びのポイント
2名利用で料金を抑えるのが最優先なら「スタンダードルーム」、コストパフォーマンスよくお得に快適な客室に泊まりたいなら、「リラックステラスルーム」が最もおすすめです。
記念日などで予算をあまり気にせず良い滞在をしたいのなら人気のあるエミオンルームをおすすめします。人気がありリピートも多い客室。ブロアバスで丸いバスと窓からの眺望も望め、ロマンティックです。ベッドサイズも広く快適です。
4人以上の滞在ならどのお部屋を選んでも一人10,000円以下に抑えられる事が多いです。客室設備に大差はないので、客室イメージと定員でシンプルに選んで大丈夫です。
ホテルエミオン東京ベイの朝食
ホテルエミオン東京ベイは朝食を重視しており、数々の楽しみがあります。
朝食ブッフェ会場はパームスクエア1階です。和洋食、バラエティ豊かなメニューがバランスよく並びます。
スクランブルエッグやソーセージ、ベーコンといった朝食定番メニューに、温かいコーンクリームスープやフライドポテトなどお腹にたまるメニュー、いくつかの種類のパンやコーンフレーク、酵素が取れるフレッシュフルーツなどオーソドックスな洋食メニューがあります。
フレンチトーストはホテルエミオン東京ベイの人気の定番メニューです。旬のお野菜を使った日替わりパスタも人気です。
低温でじっくり焼き上げた「ローストポーク」、かたまりの牛肉をホテル特製のデミグラスソースで煮込んだ「ビーフストロガノフ」、子供にも人気の「煮込みハンバーグ」は日替わりで登場します。連泊でもバリエーションがあるので飽きません。
和食は白ご飯やおかゆ、ふっくら焼き上げた厚焼き卵、温泉たまごに、お漬物、お味噌汁にシャケの塩焼きや納豆の小鉢など、日本の朝の定番メニューが並びます。
ホテルエミオン東京ベイのロングセラー「肉じゃが」やオクラを生姜や大根で和えたヘルシーな「のっけてオクラ」も和食派の方には人気があります。
ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュース、牛乳などが用意されています。
さらにエミオン東京ベイは器を選ぶ楽しみがあります。「小紋あそび」器の絵柄を楽しめます。日本らしい食器はとてもセンスがよく素敵です。
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最近ブッフェ形式の食事は、自主性を育み、何がどうやってお料理されているか想像することで食材に対する知識を深めるということで「食育」の一環としても注目されています。無機的なカトラリーではなく、こういった日本らしいきちんとした器を使うことはお子さんにとっても良いですね。
ブッフェは朝6時半からと開始時間が早めなのは嬉しいです。
こだわりメニューのひとつ「セルフマフィンサンド」はイングリッシュマフィンをトースターで軽く焼き上げ、お好みのトッピングで自分だけのサンドを作ることができ人気です。
朝食時間 6:30~10:30(最終入店 10:00)
料金 大人 2,200円 5~12歳 1,200円 4歳以下 無料
ホテルエミオン東京ベイのレストラン
ホテルエミオン東京ベイにはイタリアンと日本料理の二つのレストランがあります。このホテルはサービス料を取っていません。
駐車場の優待は、レストラン利用のみの場合、3時間までは無料です。(以後、30分毎200円)
イタリアレストラン ララ イタリアーナ
イタリア料理
1階
営業時間 ランチ11:30〜15:00 ディナー 17:30〜22:00
ランチ 1,000円〜
ディナー 4,000円〜
ホテル1階の大通りに面したオープンな雰囲気のイタリアンレストランです。ランチは地元のママたちの利用が圧倒的に多く、雰囲気はありますが子連れでも気軽に入れるレストランです。キッズメニューも用意してあるのはさすがディズニーパートナーホテルです。
日中は日差しが差し込み明るくゆったりとした雰囲気、ディナーはダウンライトでしっとりと落ち着いた雰囲気に一変し、ソムリエ選りすぐりのワインとともに、親しみやすいお料理を楽しめます。お味はよくある普通のイタリアンです。旬の食材や有機野菜を使ったヘルシーなお料理が多いです。
日本料理 Kai
22階
夜 17:30 ~ 22:00(21:00)
店内禁煙 30席(テラス席含む)
Kai御膳 4,500円
てんぷら御膳 2,300円
生ビール 700円
ホテル最上階に位置する、隠れ家的な日本料理店です。眺望と四季折々の食材を用いたお料理をカジュアルに楽しめます。落ち着いた雰囲気で丁寧な接客は気持ちがよいです。ベイエリアを一望でき、お酒も進みます。テラスで夜風に当たることができるのも気持ちがよいです。お味は百貨店の上の同額程度のお店のそれと同じくらいで、特に感動するものはありませんが、値段相応に美味しくいただけます。
ディズニーパートナーホテルはファミリー向けのがやがやとしたレストラン中心なのでこのホテルのダイニングは比較的静かめで雰囲気もよく、穴場かもしれません。
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