今回は三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ についてです。ディズニーリゾートパートナーホテルのひとつで、舞浜駅の隣の新浦安駅が最寄です。客室数は550室。南の島の楽園をコンセプトにした明るく軽やかなホテルです。
他のディズニーリゾートパートナーホテルはこちらです。
オリエンタルホテル 東京ベイ – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
浦安ブライトンホテル東京ベイ1 アクセス、客室について – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの概要
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの開業は2007年で、ディズニー関連ホテルの中でも比較的新しいホテルです。ディズニーリゾート利用者のためにオープンした目的が明確なホテルです。
7階建ての低層のホテルで一室あたり30平米以上とかなりゆったりした作りで快適です。
ホテル内には大浴場もあり、パークで遊び疲れた体を癒すには最適。またコンビニ「ナチュラルローソン」があるのも、ディズニー利用者にはかなり嬉しいです。
チェックインは15:00〜24:00、チェックアウトは12:00です。
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの料金
格安プランを利用すると1泊10,000円弱〜とビジネスホテル程度もしくはそれよりお安く宿泊できます。(ただし2名用の客室ではなくフォースルーム(ベッド4台ある客室)を2人で利用する場合など)
スタンダードな客室で朝食付きだと15,000円程度です。パークを思う存分楽しめる連泊プランも人気です。バルコニー付きのゆったりした客室で朝食もついて40,000円程度など、さらに割安になります。
このホテルは大人数向けの客室が多いので、大人2名で宿泊する場合は、快適性を考慮すると同じパートナーホテルの「浦安ブライトンホテル東京ベイ」なども検討することをおすすめします。
(2人用のお部屋は他のパートナーホテルの同グレードの客室とあまり料金は変わりません)
ディズニーパートナーホテルの特典
「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」は、東京ディズニーリゾートパートナーホテルで、以下の特典があります。
ホテルから東京ディズニーリゾート、東京ディズニーシーへ無料送迎バス「東京ディズニーリゾート・パートナーホテル・シャトル」を利用できます。
東京ディズニーリゾートパークチケットがホテルのフロントで購入できます。なお、1デーパスポート・シニアパスポートはオープンチケット(日付・パーク指定なし)になります。クレジットカードは利用できないのでご注意ください。また、三井ガーデンホテルプラナ東京ベイで販売しているチケットはキャラクターの絵柄が無いA4タイプのものです。
ホテルでは東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの最新情報を得ることができます。パークの運営時間やイベントの開催情報、開園、閉園情報などがわかるので、遊びの予定も立てやすいですね。
舞浜駅隣接のディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」1階から荷物をホテルに送ることができます。(有料)ホテルに荷物を置きにこなくていいので、チェックイン当日朝からパークですぐに遊べます。(利用時間は7:30〜15:00)
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイへのアクセス
電車の場合
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの最寄駅はJR京葉線「新浦安駅」です。駅からは少し遠く、2.6キロあり、徒歩だと30分ほどかかってしまいます。
そのため、新浦安駅からバスか、JR舞浜駅からホテルへの無料のシャトルバスを利用します。
新浦安駅からバス利用の場合
南口バスターミナルD番乗場から。3系統もしくは23系統「総合公園」行き〜約10分。「三井ガーデンホテル」バス停で下車し、徒歩約3分です。
舞浜駅から無料シャトルバス利用の場合
「東京ディズニーリゾート・パートナーホテルシャトルバス」(無料)利用でホテルまで約15分です。
「東京ディズニーランドバスターミナル6番乗り場」「東京ディズニーシーバスターミナル8番乗り場」から乗車します。
車の場合
車の場合は首都高速湾岸線「浦安ランプ」から約15分です。
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの駐車場
料金は宿泊者一泊あたり1,000円とリーズナブルです。駐車時間は入庫から30時間です。(2泊目は~24時間) 超過料金は15分100円です。
駐車場台数は329台、 屋外駐車場です。 ( 駐車場スペース:車長 5.0m 車幅 1.8m 車高 2.3m)バレーサービスはありません。
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイからパークまで
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイから東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーまでは車で約13〜18分程度です。(ホテルからパークまでは約5,6km)
ホテルからパークまで直通バスがあるのは嬉しいですね。
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの客室
客室の概要
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイでは以下が全室共通事項です。
・全室バス、トイレ独立タイプ
お子さんとの宿泊には便利なバス、トイレ別です。洗い場付きバスなので特に小さいお子さんがいる場合はお風呂は楽です。
・Serta(サータ)ベッドを導入
サータベッドは、全米ホテルのベッドシェアNo1の信頼あるブランドです。日本でも数多くの高級ホテル、ラグジュアリーホテルに導入されています。「グランドハイアット福岡」や、この春大阪で開業したラグジュアリーホテル「コンラッド大阪」もサータベッドです。
・ロフテーと共同開発した枕を採用
日本の快眠枕のパイオニアとして知られる「ロフテー」と共同開発した枕を採用し快適な睡眠をゲストに提供しています。
枕は5つのユニットに分かれ中身が偏らないように作られており、固めと柔らかめの2層式構造になっているため、使い方により高さと感触を好みで選べるようになっています。
・インターネット無料
オフィシャルホテルの「ヒルトン東京ベイ」や「サンルートプラザ東京」などではスタンダードなお部屋カテゴリだとインターネットが有料のホテルもありますが、三井ガーデンホテルプラナ東京ベイは全室無線LAN無料なので安心ですね。
子供用アメニティ
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイは、お部屋はファミリー向けタイプが充実しているのですが、子供用アメニティはリクエストが必要です。
子供用歯ブラシやスリッパといった、他のディズニー関連ホテルだと標準でお部屋に用意されているものでもリクエストリストに入っています。予約時にお子さんとの滞在がわかれば用意されるはずですが、繁忙期などはたまに忘れられてしまうこともあります。
【リクエストが必要なアメニティ】
ベビーベッド(0歳児用) 、ベッドガード 、 補助便座 、ベビーソープ・シャンプー 、子供用ナイトウェア(120サイズ) 、子供用スリッパ(20cmのみ)、 子供用歯ブラシ 、介護用椅子(浴室用)、哺乳瓶消毒器
チェックイン時にリクエスト可能ですが、数に限りがあるものもあるため、予約時に備考欄で伝えるか、宿泊日前日までに電話やメールでリクエストしておくのがおすすめです。
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの客室の種類
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイは全550室で、全室バス・トイレ独立タイプなのは快適です。
部屋が他のディズニーホテルよりも大きめなこと、グループや3世代での宿泊に向いた4人以上のお部屋が多めにあるのがこのホテルの特徴です。
スタンダードルーム
モデレートツイン、スーペリアツイン
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイで最もスタンダードな客室は以下の2タイプです。
・モデレートツイン(30平米)2〜4階 トロピカルフルーツをイメージした客室
・スーペリアツイン(30平米)5〜7階 水辺のリゾート、ブルーを基調としたお部屋
モデレートは定員大人3名まで、スーペリアは定員2名のお部屋です。
広さは一緒なのですが、スーペリアツインはベッド幅が140センチあります。(モデレートツインのベッドは120センチ幅です。)
スーペリアツイン ゆったりとしたベッドが快適な客室
ベッドの幅だけですが、スーペリアツインはこのホテルで快適性が高い客室です。その分料金は少し高めで、他パートナーホテルの料金帯とあまり変わらなくなってきます。
ベッド幅が140センチなのは、このホテルの場合はあとはスイートルーム(後述)だけです。
バルコニーフォース、プラナフォース
次に広さがある客室は以下二タイプです。定員は大人4名まで宿泊可能です。
バルコニーフォース(36平米)2〜7階 新鮮なフルーツをテーマにした明るい客室
プラナフォース(45.4平米)2~6階 靴を脱ぐタイプのお部屋でグリーンがコンセプトカラー です。
この二つの客室は大人用ベッドが4台あらかじめある客室(フォースルーム)で、部屋の大部分がベッドで埋め尽くされています。
ベッド幅は110センチです。上記「スーペリアツイン」のベッドに比べて30cm小さいです。
このフォースルームを「2名用プラン」でリーズナブルな価格で打ち出しています。お安く泊まりたい2名利用の方は狙い目です。
グリーンがコンセプトカラーのプラナフォースは靴を脱ぐタイプの客室で、お子さんとは過ごしやすいですね。
テラス、コーナーテラス
テラス、コーナーテラスは、最大6名まで宿泊できます。
テラス(60〜72平米)1階 大きな木、大地をイメージ
コーナーテラス(81.8平米)部屋イメージはテラスと同じ。角部屋。
テラス(60〜72平米)
客室はぐっと広くなり大人サイズのベッドが6台が標準で設置されています。(ベッド幅は110〜120cm)大人数での宿泊には最適です。
コーナーテラスは、2段ベッドを2組、シングルベッド2台の客室です。2段ベッドにすることでスペースを広くとっているのが特徴です。
コーナーテラス
スイート
www.gardenhotels.co.jp/prana-tokyobay/
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイのスイートは1タイプのみです。
広さは 72.9平米、定員は2名で、ベッド幅は「スーペリアツイン」と同じ140cm幅です。リビングとベッドルームが分かれたゆったりとしたスイートです。
シンプルなデザインなので、ホテルのスイートというよりはマンションの一室のような雰囲気です。
客室の選び方
・二人利用の場合
このホテルはリーズナブルな料金で宿泊できるホテルですが、ベッドが余分にある部屋を二人で使うなど、何かしら制約や不自然さある部屋だから格安で泊まれるのです。
二人の場合、気持ちよく泊まれるのはスーペリアですが、料金は他パートナーホテルと並びます。アメニティなどを考えると他ホテルのほうがおすすめかもしれません。
・3名以上の場合
このホテルはクラブフロアもなく、客室設備やアメニティも同一で、特に差別化をはかっていません。
そのため純粋に広さに比例して料金があがるだけなので、そこだけを見て客室を選べば良いかと思います。
部屋デザインもほぼ同一で色が違うくらいです。
小さいお子さんとの宿泊に関してですが、このホテルはキャラクタールームやコンセプトルームはありません。隠れミッキーやキャラクター、お部屋の仕掛けなどで子供の気を紛らわせたり、楽しませたりするようなものがほとんどありません。
パートナーホテルで子供との宿泊に最も強いのは「オリエンタルホテル東京ベイ」です。ぐずりがちの時期のお子さんや、子供との滞在に不安がある場合はおすすめです。オフィシャルホテルなら「サンルートプラザ東京」も、比較的小さい子との滞在に手厚いサービスがあるホテルです。
とはいえ、三井ガーデンホテルプラナ東京ベイは、朝食をテイクアウトして客室で食べられる独特のサービスもあります。上手にホテルと客室を選んでいただければと思います。
参考記事〜小さい子との滞在に特に強いディズニーオフィシャルホテル・パートナーホテル
オリエンタルホテル 東京ベイ – 高級ホテル・ラグジュアリーホテルで至福の時間
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの朝食、レストラン
こだわりの朝食ブッフェ
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの朝食はバイキング形式です。
利用料金は大人(中学生以上)1,730円 、小学生 1,630円 、 3歳~未就学児 800円、 3歳未満は無料です。他のディズニー関連のホテルの朝食ブッフェよりかなりリーズナブルです。朝食はテイクアウトでお部屋で食べられるのが嬉しいです。このホテルはルームサービスがないため、小さい子がいる場合はもちろん、インルームダイニングでゆっくり朝食を食べたい場合でもこのサービスは嬉しいです。
ブッフェは和食・洋食幅広く取り揃えています。シェフオリジナルのメイン料理の他に、パン・サラダ・ヨーグルト・フルーツなど約30種類の充実した品揃えです。
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイは朝食には力を入れており、シグネチャーメニューがいくつかあります。
プラナ東京ベイの朝食の看板メニューは「ハニートースト」です。2斤の食パンを丸ごと使用し焼き上げるハニートーストはバターとたっぷりのはちみつが染み込み、しっとりと大変味わい深いです。
www.gardenhotels.co.jp/prana-tokyobay/
合わせるソースやフィリングも色々あります。イチゴやブルーベリーのフルーツをたっぷりと使用したソース、芳しいアップルフィリング、黒糖ナッツ、たっぷりの生クリームなど、ハニートーストをベースに自由にアレンジできる楽しみがあります。もちろんそのままいただいても美味しいです。
「パンプディング」も行列が出来る人気メニューです。数種類のパンを生クリームと卵をたっぷり使用したアパレイユに浸け込んだ特製のパンプディングです。キャラメルと粉砂糖で仕上げています。
www.gardenhotels.co.jp/prana-tokyobay/
表面はカリッと香ばしく、フォークをさすと柔らかくてしっとりとした生地で、口に入れると優しい甘さが広がります。三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの人気メニューです。お子さんにも食べやすいですね。
他にもクロワッサンや食べやすいホワイトブレッドやマーブルパンなどのパンが並びます。
キッズエリアも人気です。
ディズニーホテルのブッフェレストラン同様に、三井ガーデンホテルプラナ東京ベイもキッズエリアは低めのブッフェ台を用意し、子供自身が取りやすくきれいにお料理が並べられています。
www.gardenhotels.co.jp/prana-tokyobay/
人気メニューはすべて可愛らしいサイズになっていて、お子さんもパパ、ママと同じように自分でとることができます。「何でも自分でやってみたい」時期のお子さんにはこういうコーナーがあるととても助かりますよね。
キッズ用のカトラリーは落としても割れない素材が使われており、ブルーやピンク、グリーンの色使いのかわいいものが用意されています。
レストラン プラナスタイル
オールデイダイニング
1階
営業時間 朝食 6:30~10:30 (ランチは土日祝のみ営業 12:00~14:30)
ディナー 月〜金 19:00~21:00(土日祝 17:30〜)
お夜食 21:30~23:30
平均予算 2,000〜3,000円
完全禁煙 300席
駐車場優待 ランチ 1時間30分まで無料 ディナー2時間まで無料 (通常200円/ 30分)
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの唯一のレストラン。洋食中心のシェフ特製のこだわりのメニューを1日中楽しめるオールデイダイニングです。南国をイメージした店内は明るく開放的な雰囲気。キッズコーナーもありお子さんを連れての食事はしやすいです。ほぼファミリー向けのレストランだと思ったほうがよいです。
パークから戻った後に嬉しいお夜食もあります。
食事はブッフェ中心です。グリル料理などのフードプレゼンテーションも楽しめ活気があります。季節ごとのフェアなどが頻繁に開催されているので季節を変えて楽しめるのもポイントです。マグロの解体ショーなども行われています。
スイーツの食べ放題は女性を中心に人気です。名物の「チョコレートファウンテン」は目でも楽しめます。
ランチの平均予算は2,000円程度、ディナーでも3,000円程度と、ホテルのレストランとしてはリーズナブルです。お味は価格相応で、特に感動するものはなくても比較的美味しく頂くことができます。
ご家族で利用されるゲストが多いので、静かにゆっくり食事をしたい場合は他ホテルのレストランなどを利用するのがおすすめです。
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイのその他の施設
「マーメイドオアシス」
ホテル最上階フロア(7階)に位置する大浴場です。大きな窓からは東京湾を一望できます。宿泊者は無料で利用できます。夜は午前1時まで、朝は6時と早朝から開いていて、朝風呂が楽しめるのも嬉しいです。
利用時間 朝 6:00~09:00 夕 18:00~25:00
「ディズニーファンタジー」
ホテル1階にあるディズニーショップ。パーク内のキャラクターグッズを購入できます。パークだと夕方には品薄になるお菓子、または人気のお土産やイベントグッズなどを混雑を避けて購入できるのは便利です。
営業時間 8:00~21:00
「ナチュラルローソン」
ホテル1階にあります。オーガニックのスナックなどが豊富なナチュラルローソンが入っているのは嬉しいです。お子さんに自然なものを食べさせたいママもここならおやつなどを購入できますね。
営業時間 24時間
三井ガーデンホテルプラナ東京ベイのまとめ
三井がーデンホテルプラナ東京ベイはディズニー関連ホテルの中では、欲しい要件はバランス良く満たしているいいホテルです。
バスルームは独立タイプで洗い場付きバスで使いやすいこと、子供用アメニティは充実していること、インターネットは無料という要件を満たしており、かつリーズナブルです。24時間営業のコンビニがあるのも強みです。
これに加え、ホテルが新しいこと、客室が広めなこと、ベッドが良質なものを揃えていること、枕もこだわりがある点はこのホテルのメリットです。
また、とくに小さい子との旅行だと計画通りに行かないことも多いものですが、朝食をテイクアウトでき部屋で食べられるのは、場所に縛られないので、次の予定がある場合などは実はとても助かるサービスなのではないでしょうか。
予約・空室検索
![]() |
![]() |
![]() |